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ECS、16コアのCore i9に対応するミニPCベアボーン「LIVA One H610」
2022年5月6日 11:00
台湾ECSは4日(現地時間)、スペイン・バルセロナで開催される組込みシステム展ISE 2022(日本時間会期:5月10日~13日)においてブースを出展すると発表。この中で第12世代CoreをサポートしたミニPC「LIVA One H610」、および23.8型液晶一体型PC「G24-M Aio」を展示する。
LIVA One H610は本体サイズが205×176×33mm(幅×奥行き×高さ)と小型の筐体でありながらLGA1700ソケットを搭載し、最大65Wの第12世代Coreに対応。16コア構成のCore i9-12900(ベース65W)およびCore i9-12900T(ベース35W)を搭載できる。なお、65W CPU搭載時は120WのACアダプタ、35W CPU搭載時は90WのACアダプタを利用する。
メモリはSO-DIMM DDR4-3200×2で、最大64GB搭載可能。また、PCI Express 3.0対応のM.2 2280 SSDを1基、2.5インチSATA SSD/HDDを1基搭載できる。
インターフェイスはUSB 3.1 Type-C×2、USB 3.0×4、USB 2.0×2、2.5Gigabit Ethernet、音声入出力を搭載。ディスプレイ出力はDisplayPort×2+HDMIまたはDisplayPort+HDMI+ミニD-Sub15ピン。オプションでシリアルポートも備える。
G24-M Aioも第12世代Coreを搭載可能な一体型PC。マザーボードは「H610H7-TI5」というモデルを利用する。メモリはSO-DIMM DDR-2933×2で、PCI Express 3.0対応のM.2 2280 SSDを1基、2.5インチSATA SSD/HDDを1基搭載できる。
液晶は1,920×1,080ドット表示対応で、10点タッチをサポート。インターフェイスはUSB 3.1×2、USB 3.0×2、USB 2.0×2、HDMI 2.0出力、ミニD-Sub15ピン、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6、カードリーダ、音声入出力などを搭載する。電源は120WのACアダプタ。
このほか、発表済みの「LIVA One A300」、「LIVA Z3」、「LIVA Q3 Plus」なども展示する。