ニュース

東京電力、節電目標未達で夕方以降停電のおそれ

 東京電力パワーグリッド株式会社は22日、東京電力サービスエリア内における節電の呼びかけに対する目標が未達となっている状態を明らかにし、このまま電気の使用が進めば、夕方以降に停電が発生するおそれがあるとしている。

 22日の11時台の節電実績は、目標に対し効果が31%(131万kW)と、69%(297kW)が未達になっている。供給を揚水発電にて補っているが、上部調整池の水が枯渇するとこれによる発電もできなくなる。

 22日12時時点で、この揚水発電所の発電可能量は残り71%となっており、節電した際の目標の79%に届かない。そのため、節電が進まなかった場合、夕方以降停電が発生するおそれがあり、東京電力ではより一層の節電への協力を呼びかけている。