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東京電力、節電目標未達で夕方以降停電のおそれ
2022年3月22日 13:19
東京電力パワーグリッド株式会社は22日、東京電力サービスエリア内における節電の呼びかけに対する目標が未達となっている状態を明らかにし、このまま電気の使用が進めば、夕方以降に停電が発生するおそれがあるとしている。
22日の11時台の節電実績は、目標に対し効果が31%(131万kW)と、69%(297kW)が未達になっている。供給を揚水発電にて補っているが、上部調整池の水が枯渇するとこれによる発電もできなくなる。
22日12時時点で、この揚水発電所の発電可能量は残り71%となっており、節電した際の目標の79%に届かない。そのため、節電が進まなかった場合、夕方以降停電が発生するおそれがあり、東京電力ではより一層の節電への協力を呼びかけている。
【より一層の#節電へのご協力をお願いいたします】 <12時点の電力需要実績について> 揚水発電を含む供給力の計画値に対して、電力需要実績が287万kWと大きく上回っています。揚水式水力発電所の上部調整池の水の使用量節約のためにも、是非とも引き続き最大限の節電にご協力をお願いいたします。pic.twitter.com/rf4Rp2eLAA
— 東京電力パワーグリッド株式会社 (@TEPCOPG)March 22, 2022
【最大限の#節電にご協力をお願いいたします】 ■揚水式水力発電所の発電可能容量(kWh)残量 14時時点の揚水式水力発電所の発電可能容量(kWh)の残量です。 <電気事業連合会「省エネ・節電お役立ち情報」>https://t.co/spR6AKHEvrpic.twitter.com/RU80Un03Uq
— 東京電力パワーグリッド株式会社 (@TEPCOPG)March 22, 2022