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Windows 11プレビュー版、新セキュリティ機能追加や日本語IMEのバグ修正を実施

新たなセキュリティ機能のSmart App Control

 Microsoftは2日(現地時間)、Windows 11 Insider Preview「Build 22567」をDevチャネル向けに公開した。

 本ビルドでは、信頼できない/危険性のあるアプリケーションからPCを保護するセキュリティ機能「Smart App Control(SAC)」を新たに実装。また、Microsoft 365のサブスクリプション管理が設定アプリのアカウントの項目から可能となった。

 さらに、新規セットアップ時にAndroidスマートフォンとの連携を行なえるよう項目を追加。再生可能エネルギーを多く利用できる時間帯にWindows Updateを実行することで、二酸化炭素排出量を抑える機能も新たに備えた。

設定アプリからMicrosoft 365のサブスクリプション管理が可能に
新規セットアップ時にスマートフォンとの連携項目を追加
環境負荷を考慮したWindows Updateの機能も

 そのほか、Open with(プログラムから開く)のダイアログのデザインをWindows 11のものにあわせて変更。マルチタッチでのジェスチャーアクションの改良や、設定アプリにおけるUI周りの調整や検索機能の改善などを実施した。

 加えて、起動音が聞こえない問題や、スタートメニューを開く動作が上手くいかない問題、コンテクストメニューを開くとエクスプローラーがクラッシュしてしまう問題など多数を修正した。日本語IMEでツールバーが透明になり、変換候補ウィンドウが正常に表示されない問題や、縦書きの変換候補リストにおいてテキストの向きが正しくなかった問題なども解消している。

プログラムから開くのUIをWindows 11のものにあわせて変更