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エプソン、部品入手不可のインクカートリッジ仕様を変更。残量少の場合エラー表示なしに
2022年2月25日 11:51
エプソンは、インクカートリッジの一部商品について、使用している電子部品の入手ができなくなり継続生産が困難なため、一部仕様を変更して販売を継続すると発表した。仕様変更品では、インク残量が少なくなったり限界値に達した場合のドライバ画面のメッセージが変更となる。
仕様変更となる製品は型番の後ろに「A1」または「A」とつくようになる。発売時期は46番、50番、61番、62番、65番が2022年3月中旬以降、88番が2022年5月中旬以降より順次。パッケージや本体ラベルも、型番変更および注記が表記されるようになる。
これまで、ドライバ画面ではインク残量が少なくなった場合に「インクが少なくなりました」、インク残量が限界値に達した場合に「インク残量が限界値を下回りました」というメッセージを表示するが、新カートリッジでは、前者が「表示なし」、後者が「インクカートリッジを正しく認識できません」と表示されるようになる。
ただ、通常時のインク残量表示はいずれもされる。また、印刷品質や印刷可能枚数に変更はなく、これまで通りに使用可能。
2006年発売の「PM-A820」、「PM-A920」、「PM-G850」、「PM-D870」、「PM-G4500」において50番インクの変更品を使用する場合はファームウェアの更新が必要になる場合がある。この作業はユーザーが行なえず、ホームページからファームウェア更新作業の申込みをする。
