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TerraMasterのNASでランサムウェア被害報告。最新アップデートの適用を呼びかけ

 TerraMasterによると、このところ同社製NAS(TNAS)でランサムウェアの被害を受けたとの報告が上がっているとし、注意を促している。

 同社はこれについてTNASをターゲットにした外部からの攻撃によるものだとし、ユーザーはデータ保護のため、直ちに以下の行動を取るよう呼びかけている。

  1. TNAS用OS(TOS)を最新バージョンにアップデート
  2. (クライアントの)コンピュータにアンチウイルスソフトをインストールすれば、TNASおよびルーターを脅威から保護できる
  3. ルーターのポートフォワーディング機能をオフに
  4. TNASのUPnP機能を無効に設定
  5. RDP、SSH、Telnetなど使っていない場合はオフに
  6. FTPの標準ポートを変更
  7. 全ユーザーに高度なパスワードを設定
  8. システム標準のadminアカウントを無効にし、強固なパスワードを持つ新しいadminアカウントを作成
  9. ファイアウォールを有効にし、信頼されたIPからのアクセスのみを許可
  10. 標準で使われているHTTPSの5443ポート、およびHTTPの8181ポートを変更
  11. TOSコントロールパネルで、複数回ログインに失敗したIPアドレスを自動でブロックする機能を有効にする
  12. バックアップを行なうのが最良の対策であり、3-2-1(3つのデータのコピーを2つのメディアに置き、1つはオフサイトに保管)戦略のバックアップを推奨
TerraMaster製NAS「F2-422」