ニュース
TerraMasterのNASでランサムウェア被害報告。最新アップデートの適用を呼びかけ
2022年1月12日 10:25
TerraMasterによると、このところ同社製NAS(TNAS)でランサムウェアの被害を受けたとの報告が上がっているとし、注意を促している。
同社はこれについてTNASをターゲットにした外部からの攻撃によるものだとし、ユーザーはデータ保護のため、直ちに以下の行動を取るよう呼びかけている。
- TNAS用OS(TOS)を最新バージョンにアップデート
- (クライアントの)コンピュータにアンチウイルスソフトをインストールすれば、TNASおよびルーターを脅威から保護できる
- ルーターのポートフォワーディング機能をオフに
- TNASのUPnP機能を無効に設定
- RDP、SSH、Telnetなど使っていない場合はオフに
- FTPの標準ポートを変更
- 全ユーザーに高度なパスワードを設定
- システム標準のadminアカウントを無効にし、強固なパスワードを持つ新しいadminアカウントを作成
- ファイアウォールを有効にし、信頼されたIPからのアクセスのみを許可
- 標準で使われているHTTPSの5443ポート、およびHTTPの8181ポートを変更
- TOSコントロールパネルで、複数回ログインに失敗したIPアドレスを自動でブロックする機能を有効にする
- バックアップを行なうのが最良の対策であり、3-2-1(3つのデータのコピーを2つのメディアに置き、1つはオフサイトに保管)戦略のバックアップを推奨