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Chrome、悪用済み含む5件の脆弱性を修正

 Googleは13日(現地時間)、悪用の可能性があるものを含む5件の脆弱性を修正したGoogle Chromeバージョン「96.0.4664.110」を公開した。Windows/macOS/Linux向けに数日から数週間かけて順次提供する。

 今回のアップデートでは、V8エンジンのおける解放後メモリ使用の問題(CVE-2021-4102)や、Mojoにおいてデータの検証が不十分だった問題(CVE-2021-4098)など計5件の脆弱性を修正した。前者についてはすでに悪用の可能性があるとしており、早めにアップデートを適用したい。