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Chromeに悪用済み2件を含む計8件の脆弱性。アップデート提供開始

 Googleは28日(現地時間)、WebブラウザGoogle Chromeの安定版バージョン「95.0.4638.69」を公開した。Windows/macOS/Linux向けに今後数日から数週間掛けて順次提供する。

 今回の更新では計8件の脆弱性を修正しており、そのうち、インテントからの信頼できない入力に関する検証が不十分である問題(CVE-2021-38000)と、V8エンジンに不適切な実装が存在する問題(CVE-2021-38003)についてはすでに同社で悪用を確認しているという。

 Google Chromeでは、設定画面から「Chromeについて」を開くと、自動で更新のチェックと適用が行なわれる。早めのアップデートを奨めたい。