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「Steam Deck」、部品不足で出荷が2カ月遅延
2021年11月12日 10:11
Valveは11月11日、AMDカスタムAPUを採用したポータブルゲーミングPC「Steam Deck」の出荷を2カ月延期し、2022年2月とすることを発表した。
Steam DeckはZen 2アーキテクチャのCPUコアとRDNA2ベースのGPUを統合し、携帯型ゲーミングに最適としたカスタムAPUを採用。ゲームコントローラを画面左右に備えたマシンとなっている。メモリは16GBで、ストレージは64GBのeMMCまたは256GB/512GBのNVMe SSD。1,280×800ドット表示対応の7型液晶を備える。
全世界的なサプライチェーン問題を回避するために最善を尽くし、リスクを考慮しながら当初は2021年12月の出荷を予定していたが、材料不足および遅延により、部品が予定通りに製造施設に届かないことが判明し、2カ月の延期を余儀なくされた。
予約中の順番はそのまま維持され、出荷時期については改めて知らせるとしている。なお、日本では予約を受け付けていない。