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Good 8 Squadとv6プラス FAV Rohto Z!、上位2チームがついに激突! ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2021 第6節 Day2レポート

SFL: Pro-JP 2021 第6節 Day2会場全景

 2日に「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2021(以下SFL 2021)」第6節Day2が開催された。1試合目はGood 8 Squad VS v6プラス FAV Rohto Z!、2試合目が魚群 VS コミュファDetonatioNとなる。実況はアール氏、解説はハメコ。氏。

 本日の見所はなんといっても、現在1位と2位のGood 8 Squad VS v6プラス FAV Rohto Z!による直接対決だろう。先日プレーオフやグランドファイナルの概要が発表されたが、単独トップであればプレーオフに出ることなく、いきなりグランドファイナルに進出できるため、優勝が大きく近づく。

 Day1と同様「CAPCOM Pro Tour 2021」(以下CPT 2021)の日本大会3に出場して活躍を見せていた選手たちが本日も多く登場する。特にGood 8 Squadのカワノは決勝戦まで駒を進めるなど好調だったため、活躍に期待がかかる。

 ということで第6節 Day2の模様をレポートしていこう。なお、今回も配信内容については、アーカイブが公開されており、後からでも自由に閲覧できる。

SFL: Pro-JP 2021 第6節 Day2
実況はアール氏、解説はハメコ。氏
今回もレポーターは高木由梨奈氏と安藤咲良氏が務める。ここでCPT 2021に選手として出場していたアール氏から「2人もCPTを見ていたということで、今日会ったらCPTすごかったっですね! と声を掛けてもらってうれしかった」とコメント。SFL 2021も引き続き盛り上げていきましょう、とした

ついに頂上対決!大注目のGood 8 Squad VS v6プラス FAV Rohto Z!

ホームGood 8 Squadの出場メンバーはガチくん、カワノ、ぷげら、キチパ
アウェイv6プラス FAV Rohto Z!の出場メンバーはsako、りゅうせい、ときど、ボンちゃん

 1試合目のホームはGood 8 Squadで、出場メンバーはガチくん、カワノ、ぷげら、キチパ。対するアウェイはv6プラス FAV Rohto Z!で、出場メンバーはsako、りゅうせい、ときど、ボンちゃん。アウェイの事前オーダーは、先鋒がりゅうせいのユリアン、中堅がボンちゃんのかりん、大将はときどのユリアン。リザーブはsakoとなった。

 これら事前オーダーを受け、ホームGood 8 Squadの作戦タイムがスタート。「これは作戦通りでいきますよ」とガチくんから声掛けがありつつも、静かなテンション。ところがここでガチくんから「ここでバルログが出てくるんか」とCPT 2021でカワノがバルログを使用した経緯からの発言。それを受けてカワノが「マジでいってやりますわ、バルログ」とコメントして作戦タイムは終了。Good 8 Squadのオーダーは、先鋒がカワノのコーリン、リザーブはキチパと申告があった。

 試合前の意気込みについて先鋒のカワノは「今日、本当にたまたま部屋の電気がつかなくなって運が悪いなと思っていたんですけど、いや、待てよと。部屋の電気消してたおじさんがいたな、と思ったんで、逆に運がいいととらえて今日は頑張りたいと思います」とした。

 キチパがリザーブである事についてハメコ。氏は「CPTではときどを2回破っているキチパをそれでも下げるというこの事がどういう結果に繋がるのか楽しみにしています」と先週末に開催されたCPTについて言及する場面も見られた。

事前オーダーは先鋒りゅうせいのユリアン、中堅ボンちゃんのかりん、大将はときどのユリアン
Good 8 Squadのプチ情報。ガチくんは2年広島に帰れておらず、今年も無理かもしれないが、来年こそは帰りたいという。また子供たちも両親に1度しか会えていないので、成長した姿をまた見せたいとした。またカワノは今年こそムキムキになる予定だったが、筋トレがあまりできていない。現在30㎏のベンチプレスを持ち上げられるが、最終的に同じく筋トレをしているときどを越えていきたいとした

 カワノコーリンとりゅうせいユリアンの先鋒戦がスタート。カワノコーリンはVトリガーII/VスキルI、りゅうせいユリアンはVトリガーI/VスキルII。

 1回戦はりゅうせいユリアンのメタリックスフィアが放たれるのを見てからジャンプしてかわすというカワノコーリンの順調な攻めで画面端に追い詰められるりゅうせいユリアン。ところがここで「エイジスリフレクター」を活かした攻めでカワノコーリンの体力を削り反撃。最後はカワノコーリンがVトリガー「アブソリュートゼロ」発動からの攻めで削り切ってまずは先制。2ラウンドもカワノコーリンの立ち回りが見事でそのまま勝利してカワノコーリンが1本先制。

 2回戦もカワノコーリンが試合の主導権を握る。画面端にりゅうせいユリアンを追い詰めて攻め切って1ラウンド先制。続く2ラウンドはりゅうせいユリアンの反撃もあり、カワノコーリンの体力が削られ、画面端まで追い詰められる場面も見られたが、そこからVトリガー「アブソリュートゼロ」発動からの反撃で攻め返し、最後はクリティカルアーツ「フロストタワー」でフィニッシュ。2連勝で先鋒戦をカワノコーリンが勝ち取った。

カワノコーリンとりゅうせいユリアンの先鋒戦。試合のペースは終始カワノコーリンという絶好調の戦いぶりを見せた

 Good 8 Squadの中堅戦前の作戦タイムはほぼ何もなく終了。中堅はぷげらのバイソンと申告。試合前の意気込みについてぷげらは「えーと……」からかなりの時間の沈黙後、「勝ちます」と一言のシンプルなコメントとなった。

 ぷげらバイソンとボンちゃんかりんの中堅戦。ぷげらバイソンはVトリガーI/VスキルII、ボンちゃんかりんがVトリガーI/VスキルI。

 1回戦はボンちゃんかりんの猛攻で画面端に追い詰められるぷげらバイソン。脱出するもボンちゃんかりんのVリバーサル「烈尖頂」などで再び画面端に追い詰められ、投げなどで体力を削られていくぷげらバイソン。そこからぷげらバイソンはダッシュストレートなどで反撃するもボンちゃんかりんの「大蛇」などの連携で逆に体力が殆ど底を尽きかける。最後は動きを読み勝ったボンちゃんかりんの攻撃がヒットして1ラウンド先制。

 続く2ラウンドはお互い一進一退の攻防からボンちゃんかりんがクリティカルアーツ「神月流 覇道六式 覇者の型」を決めるも体力ゲージを削り切れず、逆にぷげらバイソン優勢に。ここでボンちゃんかりんを画面端に追い詰めてからぷげらバイソンがクリティカルアーツ「ギガトンブロー」で削り切って勝利。ファイナルラウンドはボンちゃんかりんの立て続けの打撃がうまく通って攻め切って勝利して1本を先制。

 2回戦は画面端にボンちゃんかりんを追い詰めたぷげらバイソンのEXダッシュストレートがうまく決まる展開でぷげらバイソンが1ラウンドを先制。2ラウンドはボンちゃんかりんが中央での見事な立ち回りでぷげらバイソンの体力を削り、最後はクリティカルアーツ「神月流 覇道六式 覇者の型」で締めて2ラウンドを取り返す。ファイナルラウンドはボンちゃんかりんが追い詰められてからVシフトでかわしての反撃を決めて見事に勝利。ボンちゃんかりんが中堅戦を勝利した。

ぷげらバイソンとボンちゃんかりんの中堅戦。中盤での戦いをボンちゃんかりんがうまく立ち回った印象の一戦で、ボンちゃんかりんがストレート2連勝で中堅戦を勝利した
v6プラス FAV Rohto Z!のプチ情報。ボンちゃんは家族旅行をまだ1度もできていないので、新婚旅行も兼ねて、北海道に行きたいとした。また、これまでに何度か出ているときどの筋トレ話だが、ときどはベンチプレス100㎏を目標としているとのことで、同じく筋トレが趣味の解説のハメコ。氏に話を振ると、恐縮しつつも「ダンベルがメインなのでベンチプレスはあまりやっていないが、是非チャレンジしてみたい」と筋トレ仲間同士の交流を深めた

 大将戦はガチくんのラシードが登場。意気込みについては「もう勝つだけです。SFL 2021プレシーズン大会でも負けているのであの時の2点をここで取り返す」とした。

 ガチくんラシードとときどユリアンの大将戦がいよいよスタート。ガチくんラシードはVトリガーII/VスキルI、ときどユリアンはVトリガーI/VスキルI。

 1回戦はときどユリアンを画面端に追い詰めたガチくんラシードの猛攻で体力を大幅に削っていく。ゲージは貯まる物のここでときどユリアンはVトリガーを使わずにそのままガチくんラシードが1ラウンド先制。2ラウンドもガチくんラシードの猛攻が止まらない。ときどユリアンの体力が削られていき、ガチくんラシードはコンボからクリティカルアーツ「アルタイル」で一気にダメージを奪う。

 ところが、ときどユリアンもVトリガー「エイジスリフレクター」を活かした攻めで浮かしたガチくんラシードに対してクリティカルアーツ「ドミナントクラッシュ」で一気に勝負を決めて2ラウンドを取り返す。ファイナルラウンドは、再びガチくんラシードの猛攻がヒットして攻め切り、今度はとどめにクリティカルアーツ「アルタイル」でフィニッシュ、1本を先制した。

 2回戦も画面端に追い詰めてのガチくんラシードの攻めがうまく決まる。そのまま攻め切ってゲージ使用のスピニングミキサーで削り切って1ラウンド先制。2ラウンドはときどユリアンの反撃で2ラウンドを取り返す。ファイナルラウンドは、ときどユリアンが慎重な立ち回りから対空で落として勝利。ときどユリアンが1本を取り返した。

 3回戦1ラウンドは対空が決まるようになったときどユリアンの攻めが続く。ガチくんラシードの攻めが防がれる中、そのままときどユリアンペースでまず1ラウンドをときどユリアンが先制。2ラウンドは再びガチくんラシードのペースが戻ってきて、2ラウンドを勝利。ファイナルラウンドはガチくんラシードのスピニングミキサーがうまく決まって最後はイーグル・スパイクで決めて2本目を取った。

 4回戦もガチくんラシードが画面端に追い詰めての攻めがうまくきまって1ラウンド先制。2ラウンドもガチくんラシード優勢で試合が進み、ジャンプからの攻撃がヒットしてこれがコンボで繋がっていき、最後はクリティカルアーツ「アルタイル」で見事にフィニッシュ。大将戦をガチくんラシードが勝利した。

 この勝利によりGood 8 Squadが3-1でv6プラス FAV Rohto Z!に勝利した。

ガチくんラシードとときどユリアンの大将戦。序盤はガチくんラシード優勢ながらも、体力差のあるところを「ドミナントクラッシュ」でときどユリアンが逆転勝利する場面も見られた
ガチくんラシードがときどユリアンを画面端に追い詰める場面も多く見られた大将戦。スピニングミキサーもかなり決まっていた
2-1で迎えた4回戦。ガチくんラシードのペースで試合が進み、最後は連携からのクリティカルアーツ「アルタイル」で見事に勝利し、ガチくんラシードが大将戦を制した

 試合終了後のGood 8 Squadのインタビューでは、大将戦について聞かれたガチくんが「完全燃焼で体がめっちゃ熱いっす。ときどさんに対してはすごく色々と考えていて、練習ですごく負けていた時期もあったが、直接対決で叩くのはチームにとって大事な事だったので、この大将戦で勝てたのはめっちゃうれしいです」とコメントした。

 戦略について聞かれると「元々カワノがバルログを使うかもという話もあったが、直前でカワノがイモを引いてしまいまして、今日はまだ早いからコーリンでということで。ただコーリンでりゅうせい戦を盤石な感じで戦ってくれて、ぷげはバイソンでかりん戦やってくれて、内容自体はよかったんですけど、要所でボンさんにうまい事やられたなと。そして、キチパにはベンチを温めてもらおうと」とした。

 次節への意気込みについて「次で1周。ここまでの試合は全て勝ち越しで来ているので、折り返しも含めて全部勝っていきたいと思います。後半もよろしくお願いします」とトップならではの強気の発言となった。

Good 8 Squadのインタビューの様子。

魚群絶好調! まちゃぼーネカリ復活でホーム全勝!

ホームが魚群で、出場メンバーはマゴ、まちゃぼー、もけ、水派
アウェイはコミュファDetonatioNで、出場メンバーは板橋ザンギエフ、ナウマン、竹内ジョン、立川

 続く2試合目はホームが魚群で、出場メンバーはマゴ、まちゃぼー、もけ、水派。対するアウェイはコミュファDetonatioNで、出場メンバーは板橋ザンギエフ、ナウマン、竹内ジョン、立川。アウェイの事前オーダーは、先鋒がナウマンのさくら、中堅が竹内ジョンのコーディー、大将は板橋ザンギエフのアビゲイル、リザーブは立川となった。

 ホーム魚群の作戦タイムは「出てこいや、立川オラぁ!」や「もけ予想では立川が大将だったのにな」など立川を弄る発言がメンバー達から飛び出しつつ、最後はマゴが冷静な口調で「まぁ、こういう風に組むんだったら、一番考えやすい布陣で」など作戦らしい会話もしつつ、作戦タイム終了となった。

 そして先鋒は水派のコーリン、リザーブはもけと申告。先鋒戦への意気込みについて水派は「この日のために、作戦バッチシ仕上げてきたので、まずは勝って魚群をしっかり波に乗せたいと思います」とした。

アウェイの事前オーダーは、先鋒がナウマンのさくら、中堅が竹内ジョンのコーディー、大将は板橋ザンギエフのアビゲイル
魚群のプチ情報。もけはずっと観光できていないので、観光したいという。海外はたくさんいった事があるが、国内旅行をあまりしたことがないので、田舎くさいところにいきたいそうだ。また、マゴはキャンプに行きたかったそうだ。普段料理を全くしないが、飯盒炊飯をしたいそうだ。そこで意外だったと感じたリポーター安藤氏が「アウトドア派なんですか?」と聞いてみたところ「37年間インドアですけど!」と返ってきたという。にこやかなマゴの表情を見たハメコ。氏からは「ご飯焦がしそうな顔をしてますね」と容赦ないコメントが出ていた

 水派コーリンとナウマンさくらの先鋒戦。水派コーリンはVトリガーII/VスキルI、ナウマンさくらはVトリガーI/VスキルII。

 1回戦は水派コーリンが速攻の仕掛けでVトリガーを使うことなく1ラウンド先制。2ラウンドも水派コーリンの速攻による猛攻が続き、そのままクリティカルアーツ「フロストタワー」でフィニッシュし、早くも1本先制となった。

 2回戦も序盤は水派コーリンがラインを上げてプレッシャーをかけていたが、ナウマンさくらも負けじとラインを上げていき、中央での攻め合いへと展開。そこからトリガー発動でのコンボで一気に攻めてナウマンさくらが1ラウンドを先制。続く2ラウンドも中央での立ち回りの中で水派コーリンがクラッシュカウンターからパラベラムで一気に攻勢に出る。画面端に詰められたナウマンさくらはEX咲桜拳で攻めるもこれを全てガードする水派コーリンが反撃でナウマンさくらをスタンに追い込む。そこにヘイルストーム起点のコンボから最後は裏拳で決めて2ラウンドは水派コーリンが取り返してマッチポイント。

 ファイナルラウンドは互いに中央での攻め合いから水派コーリンがEXパラベラムなどの連携で画面端にナウマンさくらを追い詰め、大幅に体力を削りとる。ナウマンさくらも押し返して再び中央での攻防となるが、ナウマンさくらの前ステップにクラッシュカウンターを決めて、そこからパラベラムで一気に水派コーリン優勢に。だがここで水派コーリン側のゲージはほぼなく、ナウマンさくらはEXゲージ満タンの状態でCA発動可能に。ここで水派コーリンが慎重な立ち回りから最後はナウマンさくらの波動拳をジャンプで飛び込んでキックで勝負を決めた。2連勝で先鋒戦を水派コーリンが制した。

水派コーリンとナウマンさくらの先鋒戦。水派コーリンがナウマンさくらを画面端に追い詰める場面が多く見られた

 魚群の中堅戦前の作戦タイムは先鋒戦を勝利した水派に対してマゴが「カッコいいー」などと黄色い声援を送る小芝居からスタート。思わず手を振るしぐさを見せる水派もノリがいい。その後はメンバーたちが水派の勝利を称賛しつつ、「ジョンのコーディーということで、残るは板ザンのアビゲイル。これはまちゃぼー、任せていいか?」とふるとまちゃぼーも「はい、大丈夫です」と応えて、ここで作戦タイムは終了となった。

 中堅はマゴのキャミィと申告。試合前の意気込みについてマゴは「水派が自信あると言った組み合わせに出てもらって、そのまますごくいい内容で勝ってくれたので、俺も自信のあるコーディー戦、その内容で勝利したい」とした。

 マゴキャミィと竹内ジョンコーディーの中堅戦がスタート。マゴキャミィはVトリガーI/VスキルII、竹内ジョンコーディーはVトリガーI/VスキルI。

 1回戦1ラウンドはマゴキャミィが見事な立ち回りながらも竹内ジョンコーディーの打撃や投げも的確で一進一退の攻防が続く。最後は竹内ジョンコーディーのナイフを振り回すVトリガー「サイドアーム」で懐からナイフを取り出す隙をついてのEXスパイラルアローを決めてマゴキャミィが先制する。2ラウンドもマゴキャミィがスパイラルアローからの投げなどの猛攻で攻め切って勝利し、1本を先制した。

 2回戦は1ラウンドはマゴキャミィの猛攻に竹内ジョンコーディーが画面端に追い詰められてからの入れ替えで逆に体力を削るなどの一進一退の攻防。サイドアームによるナイフ攻撃で攻めるもこれはうまくガードして反撃するマゴキャミィだが最後はEXゾンクナックルを活かした連携などで攻め切った竹内ジョンコーディーが1ラウンドを先制。2ラウンドはマゴキャミィが再び画面端に追い詰めての猛攻で体力を削る。竹内ジョンコーディーもサイドアームをヒット発動でナイフ攻撃で反撃していくもマゴキャミィがEXキャノンストライクをうまく入れて2ラウンドを取り返す。

 ファイナルラウンドもマゴキャミィが画面端に竹内ジョンコーディーを追い詰めての連撃で体力ゲージを削り、最後はスパイラルアローから連携でクリティカルアーツ「クロススティンガーアサルト」を決めてマゴキャミィが中堅戦を勝ち取った。

マゴキャミィと竹内ジョンコーディーの中堅戦はマゴキャミィのスパイラルアローからの投げがうまく決まる場面が多く見られた
コミュファDetonatioNのプチ情報にて、板橋ザンギエフはこの状況で海外に行けていないので、そろそろ行きたいという。コロナ前は大体年間で30回くらい海外に行っていたのでそういう日々が戻ってきてほしい。海外に行くとトラブルは付き物だが、それをみんなで乗り越えるのもまた楽しいとした。また、立川は大学を卒業したいという。板橋ザンギエフからは大学くらいは卒業しておけと言われているが、卒業できる可能性は30%くらいという

 大将戦はまちゃぼーのネカリと申告。意気込みとして「色々話そうと思っていたんですが、結果で出したいので頑張ります」とした。まちゃぼーのネカリは最近ではあまり見ることがなかったが、以前はまちゃぼーがメインで使っていたキャラクター。ハメコ。氏は「魚群のメンバーと得意キャラを見た時に、板橋ザンギエフのアビゲイルは盤石と思っていたが、対抗できるキャラクターがいた。それがまちゃぼーのネカリ。これは秘密兵器ですね」と語った。

 こうして迎えたまちゃぼーネカリと板橋ザンギエフアビゲイルの大将戦。まちゃぼーネカリはVトリガーII/VスキルI、板ザンアビゲイルはVトリガーII/VスキルI。

 1回戦1ラウンドは終始板ザンアビゲイルのペースで試合が進み、そのまま1ラウンドを先制。続く2ラウンドも前半はまちゃぼーネカリがVトリガー「力の迸発」による変身でペースを掴む場面も見られたが、板ザンアビゲイルが押し切って連勝し、板ザンアビゲイルが1本先取となった。

 2回戦はまちゃぼーネカリも変身して攻め込み体力ゲージ上は五分五分の戦いとなったが、板ザンアビゲイルのダイナマイトパンチからの連携で1ラウンドを先制。2ラウンドも板ザンアビゲイルのペースで試合が進むが、まちゃぼーネカリが変身後、投げからの連携による猛攻で板ザンアビゲイルを攻め切って1ラウンドを取り返す。

 ファイナルラウンドは、序盤から板ザンアビゲイルがクリティカルアーツ「アビゲイラー」でまちゃぼーネカリの体力を削る。まちゃぼーネカリも変身してからの猛攻で体力を削っていき、最後はクリティカルアーツ「魂の献上」でとどめを刺して1本を取り返す形となった。

 ここでインターバルを挟んで、板橋ザンギエフはアビゲイルからザンギエフにキャラクターを変更。板橋ザンギエフはVトリガーI/VスキルI。

 3回戦1ラウンドはまちゃぼーネカリが非常にイキイキとした動きで板橋ザンギエフを翻弄。変身前からガンガンと体力を削っていく。そのまま攻め切って1ラウンドを先制。続く2ラウンドは板橋ザンギエフ優勢で試合が展開し、まちゃぼーネカリの体力を削ったところで、クリティカルアーツ「ボリショイ・ロシアン・スープレックス」からの追撃で2ラウンドを取り返す。

 ファイナルラウンドはまちゃぼーネカリがいきなりのクリティカルアーツ「名誉の儀式」で板橋ザンギエフの体力ゲージを削って試合を有利に進める。その後の地上戦は互いに削り合う互角の勝負。Vトリガー発動で変身後のまちゃぼーネカリが歩いて投げからの連携で一気に攻め切ってそのまま勝利でまちゃぼーネカリが2本目を獲得。マッチポイントとなった。

 4回戦1ラウンドはまちゃぼーネカリが試合を有利に運びつつ、板橋ザンギエフの裏の裏をつく猛攻で先制してリーチ。2ラウンドは板橋ザンギエフのスクリューパイルドライバーが連続で決まってまちゃぼーネカリの体力ゲージを大幅に削ってからの地上戦でさらに攻めていき、最後はダブルラリアットの対空が成功して1勝。ファイナルラウンドはまちゃぼーネカリが速攻で一気に板橋ザンギエフに猛攻を仕掛けて攻め切り、そのまま勝利をつかみ取り、まちゃぼーネカリが見事に大将戦を勝ち取った。なお、まちゃぼーはこれが本リーグの初勝利となる。

 この大将戦の勝利により、魚群が4-0でコミュファDetonatioNに勝利した。

まちゃぼーネカリと板ザンアビゲイルの大将戦。初戦は板ザンアビゲイルペースで試合が進むが、2回戦からまちゃぼーネカリがペースを掴んでくる
3回戦から板橋ザンギエフはザンギエフにキャラクター変更。ところがまちゃぼーネカリの動きはますます勢いを増していく
4回戦ファイナルラウンドはVトリガー「力の迸発」を発動する前に速攻の猛攻が的中し、そのまま大将戦を勝利した

 試合終了後の魚群へのインタビューにて、大将戦を勝利したまちゃぼーは「これまで1勝もできてなかった上に、そこで大将を任せていただいた上に、さらに昔のメインキャラで挑むという、結構プレッシャーがあったんですけど、とりあえず勝ててホッとしています」とした。戦略について聞かれたマゴは「まちゃ復活! まちゃ復活!」とはしゃぐのみで戦略の話は終了となった。また次節の意気込みについて聞かれると「今回4-0取れて、2位のv6にかなり近づけたと思うのでこのままトップのGood 8 Squadを目指して頑張りたいと思います」と語った。

魚群へのインタビューの様子

好調のGood 8 Squadが独走状態に突入か

本日の結果
第6節終了時点での順位

 以上、第6節 Day2の2試合が終了した。第6節終了の段階での順位は、トップ同士の直接対決でGood 8 Squadが勝利したことにより、1位がGood 8 Squadの19ポイントで頭一つ抜きんでた形となった。2位は変わらずv6プラス FAV Rohto Z!ながら、ポイントは16で3ポイント差となった。また全勝で4ポイントを獲得した魚群が14ポイントとなり、6位から一気に3位にまで順位を上げてきた。ポイント差は忍ism Gamingが4位ながら13ポイントで魚群との差が1ポイントとなり、得点差がかなり縮まってきた印象だ。

 また、名古屋OJA BODY STARとMildom Beastはそれぞれ5位、6位ながら4位の忍ism Gamingとは2ポイント差の11ポイントのため、この辺りはまだ予断を許さない状況と言えるだろう。

 次回、第7節 Day1は木曜、11月4日20時からの開始となる。次回カードは1試合目がホームのコミュファDetonatioN VS アウェイのGood 8 Squad、2試合目はホームのMildom Beast VS アウェイのSaishunkan Sol 熊本の2試合となる。

次回、第7節 Day1は木曜、11月4日20時から行なわれる
第6節のハメコ。氏のベストバウトは本日Day2の第1試合、Good 8 Squad VS v6プラス FAV Rohto Z!におけるカワノコーリンとりゅうせいユリアンの先鋒戦とした