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Verbatim、100年以上データを保存できる光学ディスク

M-DISC

 Verbatim Japan株式会社は、データの長期保存が可能な光学ディスク「M-DISC」を11月10日に発売する。ディスクフォーマットはBD-R XL(3層/100GB)で、1枚/3枚/5枚/10枚パックを用意する。なお、使用にさいしては機器側の対応が必要となる。

 M-DISCは、高硬度チタンやMABL記録層、各種コートにより、耐久性を高めた光学ディスク。ISO/IEC 16963:2015に基づく寿命推定試験では、100年以上の保存寿命があるとされ、お気に入りの番組やスマートフォンなどから取り込んだ映像の生涯保存に好適だとしている。

 また、温度80℃、湿度80%の条件における劣化加速試験では、一般のBD-Rが380~660時間後には訂正前エラー率が上がり、ディスクの読み取りが困難となった。一方で、M-DISCは1,000時間以上保管しても訂正前エラー率の変化が少なかったという。

M-DISCの構造
劣化加速試験の結果