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Raspberry PiでLEGO Technicモーターを制御できる拡張基板
2021年10月19日 17:21
英Raspberry Pi財団は19日(現地時間)、LEGO Educationとコラボし、Raspberry PioからLEGO Technicモーターやセンサーを制御できる拡張基板「Raspberry Pi Build HAT」を発表した。日本国内ではスイッチサイエンスが発売を予定しており、価格は3,718円。
本製品を装着したRaspberry Piで、LEGO Technicモーターとセンサーを4つまで制御できる。LEGO Education SPIKEプライムセットまたはSPIKプライム拡張セットに含まれるアンギュラーモーター、距離センサー、カラーセンサー、フォースセンサーが利用できる。LEGO Technicデバイスを制御するためのPythonライブラリが用意されている。
Raspberry Piとの接続は40ピンGPIOを用いて行なう。Raspberry Pi財団により最初のインハウスデザインマイコン「RP2040」を採用しており、これはRaspberry Pi Picoに続くもの。
なお、モーターの利用には別途追加の電源が必要で、2.1mmバレルジャック/センタープラス、DC 8V±10%といった仕様になっている。延長ケーブルを用意すれば、Raspberry Pi 400でも利用できる(ただし給電不可)。