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vTPM標準化でMacでWindows 11が導入しやすくなった「Parallels Desktop 17.1」

 Parallelsは14日(現地時間)、Windows 11向け仮想マシンにおけるvTPM標準有効化などの変更を行なったmacOS向け仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop 17.1」を公開した。

 本バージョンでは、Windows 11向け仮想マシンにおいて、vTPMが標準で有効化されるようになった。Windows 11の必要要件にあわせるための変更で、Parallels Desktop 17のすべてのエディションが対象となっている。

 加えてホストOSとして、次期バージョンとなるmacOS Montereyを完全サポート。M1搭載MacでmacOS Montereyの仮想マシンを動かすさいに、標準のディスクサイズを32GBから64GBに拡張したほか、コピー&ペースト統合機能が使えるようにするといった改良も施している。

 そのほか、Windows仮想マシンで一部ゲームをプレイするさいのグラフィックス関連の不具合改善や、Linux仮想マシンにおける3Dアクセラレーションを実現するVirGLのサポートなども行なっている。