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iOS/iPadOSが緊急アップデート。アプデ/復元できない不具合修正も

 Appleは11日(現地時間)、「iOS 15.0.2」および「iPadOS 15.0.2」の提供を開始した。どちらもセキュリティ関連では、IOMobileFrameBufferにおいてアプリケーションがカーネル権限で任意のコードを実行できてしまう問題(CVE-2021-30883)を修正している。

 同社ではすでに悪用を確認しているとしており、iPhone 6s以降、iPad Pro全モデル、iPad Air 2以降、iPad(第5世代)以降、iPad mini(第4世代)以降、およびiPod touch(第7世代)以降が影響を受けるとしている。

 また機能面では、iPhone 13シリーズやiPad mini(第6世代)において、FinderやiTunesを利用したデバイスの復元やアップデートが失敗してしまう場合がある不具合を修正。そのほか、メッセージアプリからライブラリに写真を保存した場合に、関連するスレッドが削除されてしまうと写真も消えてしまう問題や、AirTagがFind My(探す)の「持ち物を探す」タブに表示されない場合がある問題なども修正している。