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Dynabook、Windows 11とOffice 2021標準搭載の13.3型2in1/ノート

dynabook V4/U(左)、dynabook GS4/U(右)

 Dynabook株式会社は、Windows 11を搭載する13.3型2in1「dynabook V4/U」および13.3型ノート「dynabook GS4/U」を11月上旬より順次発売する。店頭予想価格はそれぞれ19万円台後半、16万円前後の見込み。

 どちらも次世代OSとなるWindows 11に加え、最新のOffice Home & Business 2021を標準搭載するのが大きな特徴。同社では上記2機種を皮切りに、今後順次Windows 11搭載機種を拡大していくとしている。

 加えて、「パソコンで見るマニュアル」内には、Windows 11の使い方が確認できる「Windows 11操作ガイド」も11月下旬より用意する予定。CPUには第11世代Coreを採用するほか、Fn+Aキーでマイクのオン/オフを切り替えられる「ワンタッチマイクミュート」機能も備える。

dynabook V4/U

dynabook V4/U

 dynabook V4/Uは、コンバーチブルタイプの13.3型2in1。2020年11月に発表した「dynabook V」シリーズに、Windows 11搭載のエントリーモデルとして追加投入するかたちとなる。

 4,096段階の筆圧検知に対応するワコム製デジタイザを搭載。付属のアクティブ静電ペンを使用したペン入力が可能で、Windows 11で強化された手書き入力機能に加え、独自の手書きノートアプリ「TruNote」を標準で内蔵する。

 小型ダブルファン冷却システムなどにより、最大TDP 28WでのCPU動作を可能にする独自のエンパワーテクノロジーを採用。非搭載モデル(15W)と比べて、TDP 15W時で最大約1.5倍、TDP 28W時で最大約1.7倍の性能を発揮できるとしている。

 MIL規格準拠の耐久試験9項目をクリアするなど、筐体の堅牢性も確保。また、本体重量を約979gに抑えながら、バッテリ駆動時間は約24時間を実現するなど、持ち運びやすい設計とした。

 そのほか、harman/kardonのステレオスピーカーを搭載し、Dolby Atmosにも対応。映画などのエンターテインメント用途だけでなく、ビデオ会議やオンライン授業などでも高品質なオーディオを実現できるとする。

Moniterスタイル(テントモード)
右側面(上)、左側面(下)

 主な仕様は、Core i3-1115G4、8GBメモリ、256GB PCIe SSD、13.3型フルHD(1,920×1,080ドット)非光沢IGZO液晶(タッチ/ペン対応)、Windows 11 Homeなどを搭載。

 インターフェイスは、Thunderbolt 4×2、USB 3.0、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、HDMI、約92万画素前面/約800万画素背面カメラ、microSDカードスロット、音声入出力などを装備。顔認証センサーも備える。

 本体色はプレミアムブラックで、サイズは約303.9×197.4×17.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約979g。

dynabook GS4/U

dynabook GS4/U

 dynabook GS4/Uは、軽量かつコンパクトな13.3型スタンダードモバイルノートPC。dynabook Gシリーズの筐体を使用しつつ、Sシリーズを進化させたモデルとなり、約978gの軽量さと約14時間の長時間駆動を特徴とする。

 こちらもエンパワーテクノロジーを採用し、最大TDP 28WでのCPU動作を実現。筐体底面奥側にはエアフロー制御も担う横長ラバーフットを装備するなど、冷却性能と処理性能を高めている。MIL規格準拠の耐久試験も9項目をクリアしており、堅牢性も確保した。

 ヒンジ部は180度開く設計で、対面での打ちあわせなどといった共有作業にも使いやすい。Webカメラには意図しない映り込みを物理的に防ぐプライバシーシャッターも備える。

ヒンジ部は180度開く
右側面(上)、左側面(下)

 主な仕様は、Core i3-1115G4、8GBメモリ、256GB PCIe SSD、13.3型フルHD非光沢液晶、Windows 11 Homeなどを搭載。

 インターフェイスは、Thunderbolt 4×2、USB 3.0×2、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、HDMI、約92万画素Webカメラ、microSDカードスロット、音声入出力などを備える。

 本体色はオニキスブルーで、サイズは約306×210×17.9mm(同)、重量は約978g。