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iOS/iPadOS 14.8配信。PDFやWebKitの脆弱性を修正

 Appleは13日(米国時間)、iOS 14.8ならびにiPadOS 14.8を配信開始した。iPhone 6s以降、iPad Pro、iPad Air 2以降、第5世代iPad、iPad mini 4以降、および第7世代iPod touchが対象で、最新のセキュリティアップデートが含まれている。

 セキュリティ修正のうちの1つはCoreGraphics関連で、細工されたPDFによって任意のコードが実行できてしまう問題が修正される。具体的には入力の検証を強化することで、整数のオーバーフローを修正したという。

 もう1つはWebKitで、細工されたWebコンテンツの閲覧で任意のコードが実行されてしまう問題が修正される。こちらはメモリ管理を強化することでUse after freeの問題を修正した。