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GPD、コントローラ付きのゲーム向けAndroidタブレット「XP」

GPD XP

 深センGPDは12日、物理コントローラを備えたAndroidタブレット「XP」をFacebook公式アカウントで予告した。

 詳細なスペックについては一切記述していないが、同社のCEOであるWade氏が自ら、バトルロイヤルゲーム「PUBG Mobile」において、コントローラを割り当てるやり方を紹介した動画を公開していることから、Androidをベースにした端末であることがわかる。

 写真を見る限り、画面を横にした際の左側のアナログスティックや方向キーは固定のようで、既存のスマートフォンやタブレットとは大きく一線を画す設計となっている。一方、右側のコントローラは着脱可能で、5つのボタンを備えたタイプと、A/B/X/Yとアナログスティック/Select/Startボタンがあるタイプのどちらかを選べるようになっている。

 コントローラが対応する画面操作は専用のユーティリティから行なう模様だが、公開されている動画によればアナログスティックと十字キーの間にあるボタンを押下することですぐに呼び出せるようだ。ボタンの大小などもカスタマイズできるようになっている。

 気になるサイズだが、並べられているiPhone 12と思われる端末より縦に長くなっているため、画面は7型に近い大きさであると推測される。

 同社はこれまで「XD」というクラムシェル型のAndroidデバイスを発売したことがあるが、久々のAndroid端末となりそうだ。XDの日本国内での投入はなかったが、新製品はどうなるか注目される。