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悪用が確認されたWindows 10の脆弱性など修正。6月度アップデート

 Microsoftは8日(現地時間)、Windows 10向けの6月度アップデートを公開した。

 本アップデートでは主にセキュリティ関連の修正を実施。なお、今回対応を行なったもののうち6件の脆弱性については、すでに悪用が確認されているとしており、早めの適用が望まれる。

 6件の内訳は、Windowsカーネルにおける情報漏洩(CVE-2021-31955、CVSS 3.0スコアは5.1)、NTFSにおける特権昇格(CVE-2021-31956、同7.8)、DMW Coreライブラリにおける特権昇格(CVE-2021-33739、同8.4)、MSHTML Platformにおけるリモートコード実行(CVE-2021-33742、同7.5)、Enhanced Cryptographic Providerにおける特権昇格(CVE-2021-31199およびCVE-2021-31201、ともに同5.2)となっている。