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Android向けPCMarkが64bit対応。新ベンチも実装

 UL Benchmarksは、Androidスマホ向けのベンチマークソフト「PCMark for Android」のメジャーアップデートを行ない、新バージョン3.0.4054の提供を開始した。

 今回のバージョンでは64bitアーキテクチャをサポート。64bitプロセッサ環境での性能が出るようになったが、過去のバージョンとのスコアの比較はできない。また、これまでのWork 2.0のベンチマークが「Work 3.0」に、Storageが「Storage 2.0」へと置き換えられており、旧ベンチマークが削除された。

 Work 3.0では、Webブラウジング、写真/映像編集、ドキュメント/データ操作を検証して生産性ツールの性能を測る約10分間のベンチマーク。Work 3.0にはバッテリベンチもあり、パフォーマンス測定と一緒に行なうことでデバイスを評価するためのより良い結果を得られる。

 一方のStorage 2.0は、Androidストレージサブシステムのリード/ライトとSQLiteの性能を測る独立したベンチマークになっている。