Android版COCOA、1日1回再起動が必要な不具合を修正。ただし特定の端末で引き続き発現

　厚生労働省は、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」の最新版「1.2.3」をAndroid向けに公開した。Google Playストアを通じて更新できる。

　今回のバージョンでは、陽性者との接触の有無を確認して通知する機能が、一部の端末において定期的に実行されない不具合を修正。この不具合にともない、これまでは1日1回程度アプリを再起動する必要があったが、アップデート適用後に一度アプリを再起動すれば、今後は定期的に行なわずとも正常に通知が受け取れる。

　あわせて、機能改善の効果が正しく得られるよう、バックグラウンドにおけるアプリのデータ通信を制限する機能や、省電力機能の対象からCOCOAが外れているか確認するよう勧めている。

　なお、Samsung製の「Galaxy A41」については、本アップデート適用後も上記の不具合が発生する事象が確認されているため、この機種を使用している場合は、引き続き定期的にアプリを再起動してほしいとしている。