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Xiaomi、重量159gでSnapdragon 780G搭載の5Gスマホ「Mi 11 Lite」
2021年3月30日 06:50
Xiaomiは29日(中国時間)、製品発表会を開催し、重量が159gの5G対応スマートフォン「Mi 11 Lite」(小米11青春版)を発表した。価格は、メモリ8GB+ストレージ128GBモデルが2,299人民元(約3万9,000円)、メモリ8GB+ストレージ256GBモデルが2,599人民元(約4万4,000円)。
同日発表された「Mi 11 Pro」、「Mi 11 Ultra」はカメラ画質を追求するハイエンドユーザー向けであるのに対し、「Mi 11 Lite」は薄型軽量で手に持ったさいのフィット感を重視するユーザー向けとなっており、厚さ6.81mm、重量159gなのが特徴。
この重量でありながら、バッテリは4,250mAhを確保したほか、SoCには世界ではじめてSnapdragon 780Gを採用。フラグシップのSnapdragon 888に次ぐ5nmプロセスを採用し、Cortex-A78ベースの1+3+4コア構成で、GPU性能は65%引き上げた。Antutu V9のスコアは56万7,861に達したとしている。
ディスプレイは6.55型でフレキシブルAMOLEDを採用。画面は平面となっており、前面/背面ともに2.5D加工となっている。平面であるにもかかわらず高コストなフレキシブルAMOLEDを採用したのは薄さを追求したためで、硬いOLEDと比較して0.53mm、LCDと比較して0.95mm薄いという。また、iPhoneと比較するとフレームが細くなっている。
ディスプレイのスペックも高く、10億色表示でDCI-P3広色域対応、HDR10+対応、Dolby Vision対応、500万:1の高コントラスト、800cd/平方mの輝度、90Hzのリフレッシュレート、240Hzのタッチサンプリングが謳われている。
カメラは6,400万画素メイン、800万画素超広角、500万画素望遠/マクロの3つの構成。夜景の撮影を強化したほか、美肌補正も色を選べるようになった。本体色は6つ用意されており、Mi 11シリーズのなかでもっとも豊富に選べるのも特徴。
このほか、発表会ではスマートバンド「Mi Band 6」が発表。新たに326ppiの1.56型AMOLEDを採用し、解像度が高まったことで視認性が向上した。また、30種類の運動に対応し、うちよく使う6種類は自動で検出可能。また、血液内の酸素濃度の計測による睡眠状態のチェックや、心拍数の24時間のモニタリングなどが可能となっている。価格は229人民元(約3,900円)で、NFC対応版も279人民元(約4,700円)も用意する。