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Intel、24日にEPYC対抗Ice Lake-SP発表か。パット・ゲルシンガーCEOがウェブ配信

リリースに添付されているウェハの写真

 Intelは、米国太平洋時間の23日14~15時(日本時間で24日の朝6~7時)にパット・ゲルシンガー氏によるウェブキャストを開催すると予告した。

 予告ページでは、「Intelのビジネスアップデート、新時代イノベーション/技術関連の紹介を行なう」とのみアナウンスされている……のだが、添付されているウェハの写真は、Sunny Coveコアを内蔵したサーバー向けの「Ice Lake-SP」に似た構成で、その発表をほのめかしている。

 ちなみにIce Lake-SPの詳細について、HotChips 2020である程度明らかにしているが、AVX512に新しいSIMD命令を追加し、ソフトウェアやアルゴリズムの改善により、前世代のCascade Lakeから1.5~8倍の性能を達成している。

 AMDは15日に(日本時間の16日)にZen 3アーキテクチャを採用したサーバー向けの第3世代EPYC 7003シリーズを発表したばかり。Intelがどのような構成で対抗に出るのか、注目したいところだ。

Intelが公開したウェハ写真の拡大
HotChips 2020でのIce Lake-SP紹介のスライドにおけるダイショット。Intelが公開したウェハの写真のダイレイアウト酷似している(90度回転)
Ice Lake-SPでは新たにPCI Express 4.0に対応。メモリコントローラも改善し、新たにAES-XTS 128bitによるフルメモリ暗号化をサポートした
命令の追加によりCascade Lakeから性能が向上したという

【12時33分訂正】記事初出時28コア構成としておりましたが、写真では異なっていたため表現を改めました。