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Radeon RX 6700 XT搭載ビデオカードが各社より登場
2021年3月18日 13:00
Radeon RX 6700 XTを搭載したビデオカードが各社から発売となった。
RDNA2アーキテクチャを採用したGPUで、コンピュートユニットは40基、メモリはバス幅192bit/速度16GbpsのGDDR6 12GBをそれぞれ内蔵。バスインターフェイスはPCI Express 4.0 x16となる。
ASRock
ASRockからは、「RX 6700 XT Phantom Gaming D 12G OC」および「RX 6700 XT Challenger Pro 12G OC」の2機種が登場。店頭予想価格はそれぞれ8万7,000円(税別)前後、8万3,000円(税別)前後の見込み。
RX 6700 XT Phantom Gaming D 12G OCは、トリプルファン設計のファントムゲーミング3X冷却システムを採用し、強化金属フレームおよびバックプレートを装備。アドレサブルRGB LEDも内蔵する。動作クロックは、ベースが2,457MHz、ゲームが2,548MHz、ブーストが最大2,622MHz。
RX 6700 XT Challenger Pro 12G OCは、こちらもトリプルファン設計を採用し、独自のストライプアキシャルファンを搭載。超合金グラフィックスカードコンポーネントにより、長時間動作の安定性を高めたという。動作クロックは、ベースが2,375MHz、ゲームが2,474MHz、ブーストが最大2,620MHz。
インターフェイスはともに、HDMI 2.1、DisplayPort 1.4×3。補助電源は8ピン×2。
ASUS
ASUSからは、「ROG-STRIX-RX6700XT-O12G-GAMING」、「TUF-RX6700XT-O12G-GAMING」および「DUAL-RX6700XT-12G」の3機種が登場。価格はすべてオープンプライスで、店頭予想価格は順に10万3,000円(税別)前後、9万円(税別)前後、7万9,000円(税別)前後の見込み。
ROG-STRIX-RX6700XT-O12G-GAMINGは、Axial-techファンを3基搭載し、中央ファンの回転方向を左右ファンと逆にすることで放熱性能を高めている。MaxContactテクノロジーによってダイとヒートスプレッダの熱伝導も改善している。
TUF-RX6700XT-O12G-GAMINGは、ミリタリーグレードのコンデンサと、独自のAuto-Extreme自動製造プロセスを採用して製造した製品。3基のAxial-techファンも備える。
DUAL-RX6700XT-12Gは、デュアルファン設計を採用した製品。GPUが55度を下回るとファンを停止する0dBテクノロジーや、パフォーマンスモードと静音モードが切り替えられるDual BIOSスイッチも装備する。
インターフェイスは共通で、HDMI 2.1、DisplayPort 1.4×3。補助電源はDUAL-RX6700XT-12Gのみ8+6ピンで、そのほか2製品は8ピン×2。
PowerColor
PowerColorからは、「Red Devil AMD Radeon RX 6700 XT 12GB GDDR6」および「Hellhound AMD Radeon RX 6700 XT 12GB GDDR6」の2機種が登場。店頭予想価格は9万2,400円前後、8万4,700円前後の見込み。
Red Devil AMD Radeon RX 6700 XT 12GB GDDR6は、DrMOS採用の10+2フェーズVRMを搭載し、トリプルファン設計の冷却機構を装備。動作クロック(OC/Silent選択時)は、ゲームが2,514MHz/2,433MHz、ブーストが2,622MHz/2,615MHz。
Hellhound AMD Radeon RX 6700 XT 12GB GDDR6は、GPUとVRAMに直接銅製ベースを配置し、放熱性を向上。GPU温度が60度未満になるとファンを停止するミュートファンテクノロジーも備える。動作クロックは、ゲームが2,424MHz、ブーストが2,581MHz。
インターフェイスはともに、HDMI 2.1、DisplayPort 1.4×3。補助電源は8ピン×2。