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日本への入国者、COCOAなどを入れたスマホの携行必須に。18日から

 厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の一環として、日本への入国者全員に接触確認アプリ「COCOA」などをインストールしたスマートフォンの携行を義務付け、空港検疫のさいに職員によるアプリのインストール確認などを実施する。

 入国にあたりインストールしなければいけないアプリは、専門機関が入国者の所在確認を行なうための「OSSMA」(現在は留学生危機管理システムの名称だが改修予定)、Skype、接触確認アプリの「COCOA」の3点で、入国前にダウンロードを済ませる必要がある。また、スマートフォンのロケーション履歴を保存する設定へ変更する。

 スマートフォンを持っていない、当該のアプリをインストールできない端末を持っている人に関しては、空港で自己負担でスマートフォンをレンタルしなければならない。

 期間は18日からで、帰国後14日間の携行を義務付けるもので、職員によるチェックは羽田空港、成田空港第2ターミナルから開始し、そのほかの空港でも順次実施予定。

 入国時にはこれらのアプリの利用や自宅などでの14日間の待機を義務付ける誓約書を提出し、違反した場合は、日本籍の場合は氏名などの公表、外国籍の場合は在留資格取り消しおよび強制退去の罰則を受ける可能性がある。

 アプリの詳細や使用方法は同省作成のPDFを参照のこと。