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Microsoft Edge、タブの一覧性向上や起動高速化機能を追加

タブホルダーの機能

 Microsoftは4日(現地時間)、月内に実装されるMicrosoft Edgeの新機能について紹介した。

 1つは「垂直タブ」。現在のEdgeではタブが横一列に並ぶが、開く数が多くなるとタイトルの表示文字数が小さくなり、わかりにくく、なおかつクリックしにくくなる。タブホルダーではリストで縦に表示するので、操作性が向上する。

 Edgeでは、最新のベータ版で「スリーピングタブ」という機能を実装しており、非スリーピングタブと比較してCPU使用率を26%、メモリ使用率を16%改善できているが、この機能と組み合わせれば、より多くのタブを開いたままにしておける。

 閲覧履歴はドロップダウン表示となり、現在閲覧中の内容をそのままにしておける。画面右ペインとしてピン留めすることも可能。

閲覧履歴はドロップダウン表示となった

 もう1つは「スタートアップブースト」機能で、性能を最大化することで、PC再起動後や、Edgeを再度開いたときの時間を短縮。内部のテストでは29~41%の高速化が見られたとしている。

スタートアップブーストの機能

 このほかBingの検索結果についても改善し、操作性を向上させるとしている。