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NVIDIA、2021年度第4四半期はゲーミングとデータセンターが過去最高の売上

2021年度第4四半期の決算概要

 米NVIDIAは24日(米国時間)、2021年第4四半期(2021年1月31日締め)および通年の決算概要を発表した。

 発表によれば、米国会計基準(GAAP)に基づく2021年第4四半期の売上高は前年同期比61%増の50億300万ドル、営業利益が同52%増の15億700万ドル、純利益が同53%増の14億5,700万ドルなどとなり、大幅な増収増益となった。希薄化後の1株あたりの利益は同51%増の2.31ドルとなっている。

 部門別でみると、ゲーミング部門およびデータセンター部門が好調。同期の売上高はそれぞれ25億ドル(前年同期比67%増)、19億ドル(97%増)となり、どちらも過去最高を記録した。モバイル向けGeForce RTX 30シリーズなどの投入や、NVIDIA A100搭載サーバーへの認証システムの提供開始などによるものだとしている。そのほか、プロフェッショナルビジュアライゼーション部門が3億700万ドル(同30%増)、オートモーティブ部門が1億4,500万ドル(同11%減)などとなっている。

 また通年(GAAP)では、売上高が前年比53%増の166億7,500万ドル、営業利益が同59%増の45億3,200万ドル、純利益が同55%増の45億3,200万ドル、希薄化後の1株あたりの利益が同53%増の6.9ドルなどとなり、こちらも増収増益となった。