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3DMarkにDirectX 12 Ultimateの「Mesh Shader」テストが追加

Mesh Shader feature test

 UL Benchmarksは11日(現地時間)、ベンチマークソフト「3DMark」に「Mesh Shader feature test」を追加した。

 DirectX 12 Ultimateがサポートする機能の1つ「Mesh Shader」の性能測定を行なえるテスト。メッシュのもつジオメトリデータを順次処理していく従来の手法に対し、Mesh Shaderではメッシュを小さなセクション(meshlet)に分割し並列処理することで、ボトルネックの解消を図っている。加えて、Mesh Shaderの前段で機能するAmplification shadersを活用すれば、カリング処理などでの効率化が見込める。

 テストでは、細かい彫刻が施された柱が大量に並ぶホールを2回レンダリングして性能を測定。1回目は従来の手法で、2回目はMesh Shaderで実行し、各回のフレームレートを結果として出力する。Mesh Shaderの効果を視覚的に確認できる「Interactive mode」も用意しする。

 本テストは、3DMark Advenced/Professional Edition向けに無料のアップデートで提供。なお、Windows 10 バージョン2004以降、DirectX 12 Ultimateに対応したビデオカードおよびドライバを搭載した環境が必要となる。

Interactive mode