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Googleマップに新型コロナワクチン接種場所などの表示機能

ワクチン接種に関する情報表示機能。左がGoogle Map、右が検索結果画面

 米Googleは、Googleマップおよび検索機能に新型コロナウイルス感染症のワクチン接種場所を確認できる機能を追加する。同社およびAlphabet CEOのSundar Pichai(スンダー・ピチャイ)氏が25日(現地時間)、Webサイト上にて発表した。

 この機能は、VaccineFinder.orgや政府機関、薬局などの信頼できる機関から予防接種に関する情報を集め、検索結果やマップ上に詳細を表示するもの。予約や紹介の必要性、利用に関する制限、ドライブスルーの有無など、ワクチン接種に関する情報が確認できる。まずは米国の一部都市で利用可能となる。

 同社ではあわせて、CDC財団やWHO、世界各国の非営利団体向けに1億ドルの助成金を追加で提供すると発表。加えて、公衆衛生機関と協力してワクチン関連で十分なサービスが受けられていないコミュニティに対応するため、追加で5,000万ドルの出資を行なう。また、各地域と連携し、自社の建物や駐車場などの施設をワクチン接種用のスペースとして解放する取り組みも実施する予定だという。