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Phison、前世代から性能・消費電力を25%改善したPCIe 4.0 x4対応SSDコントローラ
2021年1月13日 20:01
台湾Phison Electronicsは、PCI Express 4.0 x4対応のSSDコントローラ「PS5021-E21T」を発表した。
前世代製品にあたる「PS5019-E19T」と比べ、製造プロセスをTSMC 28nmから同12nmに微細化したことで、性能および電力効率が25%改善した。引き続きDRAMレス構造を採用し、プロセッサにはCortex-R5を1基内蔵する。最大転送速度はシーケンシャルリードが5,000MB/s、同ライトが4,500MB/s、ランダムリードが780,000IOPS、同ライトが800,000IOPS。
また、シングルチップUSBフラッシュドライブコントローラ「PS2251-18(U18)」も発表。最大容量は4TBまで対応する製品で、同社によればUSB 3.2 Gen2 x2にネイティブ対応する世界初・最速のコントローラだという。最大転送速度はシーケンシャルリードが1,900MB/s、同ライトが1,700MB/s、ランダムリードが260MB/s、同ライトが330MB/sとなる。
エントリーモデルにあたる「PS2251-17(U17)」は、USB 3.2 Gen2 x1をサポート。最大転送速度はシーケンシャルリードが1,000MB/s、同ライトが800MB/s、ランダムリードが185MB/s、同ライトが260MB/sとなり、最大容量は1TB。