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Microsoft Teams、「ブレイクアウトルーム」を実装

〜大人数の会議を少人数グループに分割可能

 Microsoftは9日(現地時間)、コラボレーションアプリ「Teams」に、ブレイクアウトルーム機能を正式に追加したことを発表した。

 Teamsでは最大で300人までのミーティングを設定できるが、大人数の会議ではちょっとした発言がしにくかったり、議題とは別のトピックを挙げにくいなどといった弊害がある。ブレイクアウトルームの機能では、現在のミーティングのサブグループを構築することができ、最大で50までセッションを分割可能。

 ブレイクアウトルームはデスクトップ版クライアントを使用するミーティングの主催者が設定でき、参加者はクライアントに関係なく、分割されたブレイクアウトルームに参加できる。

 また、主催者は参加者がメインのミーティングにいつでも戻れるようにしたり、それからブレイクアウトルームに戻ったりといった設定を決めておくこともでき、参加者はブレイクアウトルームの進行を妨げることなく、明快に質問が行なえるようになるとしている。