ONE-NETBOOK、Tiger Lake搭載の「OneGx Pro」試作機レビュー動画を公開

　中国ONE-NETBOOKは10月30日、第11世代Core(Tiger Lake)搭載のUMPC「OneGx Pro」試作機の公式レビュー動画を公開した。

　OneGxシリーズは、7型の液晶ディスプレイを採用するゲーミングUMPC。現行モデルとしては、Comet Lake Y(Core i5-10210Y)搭載の「OneGx1」を展開している。OneGxは2019年の発表時よりTiger Lake世代のCPUを搭載するとしてきたが、現行モデルには搭載されず、OneGx Proが初のTiger Lake搭載機種となる。

　詳細な仕様や発売時期、価格などには言及していないが、動画によればOneGx Proでは第11世代Coreプロセッサのうち、タブレットや2in1型デバイス向けの小型パッケージUP4に属するi7-1160G7を採用。見た目は現行のOneGx1とほぼ同じで、ストレージには現行機種と同様にPCIe SSDを採用したほか、5G対応のSIMスロットやバックライト付きキーボードを搭載していることが説明されている。

　動作デモでは「Red Dead Redemption 2」、「Monster Hunter: World」、「Grand Theft Auto 5」「Final Fantasy: XIV」(FF14)を実際に遊んでいる様子を紹介。動作温度はどのタイトルでもおおむね60～80℃の範囲内に収めており、ゲームプレイ時における動作温度の低さをアピールしている。このうちFF14ではノートPCのフルHD標準品質設定でベンチマークを実施し、ローディングタイム24.279sec、スコア9216の結果を出している。