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Twitter、リツイートの仕様を一時的に変更へ。米大統領選への対応
2020年10月12日 10:15
Twitter Japanは12日、米大統領選に伴う「リツイート」(RT)機能の一時的な仕様変更について告知した。
米Twitterが10月9日(現地時間)にブログで発表した内容を、日本語で改めて説明する主旨。初動の発表で報道された内容から、一時的な仕様の変更について誤解するユーザーが見受けられたことから、日本のユーザーに関係するポイントをまとめている。
おもな変更内容は2つ。1つ目は、RT時に「引用ツイート」のためのコメント入力欄を表示するステップが設けられること。通常のRTでは「リツイート」を選んだ時点で該当のツイートが即時自分のタイムラインに反映される。
Twitterでは米大統領選に関して、他者のコメントをそのまま拡散する前にユーザー自身の考えを添えて投稿する引用ツイートを推奨しており、「会話の文脈が理解しやすくなりより有意義なものになることを期待して」この変更を加えたとしている。
ツイートを拡散する前にもう一度考えていただくため、リツートよりもご自身のコメントを付加する「引用ツイート」を推奨いたします。この変更により、リツイートしようとすると、まずコメント入力画面が開きます。コメントなしで投稿すると通常のリツイートとなります。pic.twitter.com/mUoxuXWrYs
— Twitter Japan (@TwitterJP)October 11, 2020
2つ目は、自分がフォローしていない人からの「いいね」と「新規フォロー」の通知が非表示になること。
これにより、フォローしていないアカウントやトピックからのツイートに触れるまで、従来より時間を要する可能性があります。これは、より思慮深く明示的な拡散のための価値ある代償であると考えています。
— Twitter Japan (@TwitterJP)October 11, 2020
これらの一時的な仕様変更は、10月9日から一部ユーザーへの適用が開始されている。米国時間10月20日からは、少なくとも大統領選が行なわれる週までは全世界のユーザーを対象に適用される予定。