Windows 10プレビュー版、NVMe SSDの異常を検知/通知する機能

異常検出時の通知(左)、SSDの詳細画面(右)

　Microsoftは30日(現地時間)、Windows 10 Insider Preview「Build 20226」をDev Channel向けに提供開始した。

　今回のビルドでは、NVMe SSDの異常を検出して通知する保護監視機能が追加された。通知にはストレージに故障のリスクがある旨とともにバックアップを促す警告メッセージが表示される。クリックするとストレージ(記憶域)設定画面が呼び出され、対象となるSSDの寿命や温度などに関する状態が確認できる。

スマホ同期アプリのデバイス管理機能

　また、スマホ同期(Your Phone)アプリにリンクしているスマートフォンの管理機能が追加された。連携するスマートフォンの追加や削除などが簡単に行なえる。一覧のアイコンには、実際のスマートフォンの壁紙が反映されるため見分けやすくなっている。本機能は順次実装されていく予定。

　テーマの同期についても変更が加えられ、今後は「設定の同期」オプションのなかから「テーマ」が消え、デフォルトでテーマの同期はオフとなる。オンにしている場合は、新マシンのセットアップ時に一度のみ、そのテーマをダウンロードできるようになる。

　そのほか、一部環境でディスクの管理を起動すると設定アプリがクラッシュする問題や、WSL2の起動時に「The remote procedure call failed」エラーが発生する問題などが修正されている。