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SteelSeries、最大400時間駆動の無線ゲーミングマウス

 SteelSeriesは21日、無線ゲーミングマウス「Rival 3 Wireless」を発表した。価格は59.99ドル。日本国内での販売も予定しているが、記事執筆時点で詳細は未定。

 アルカリ単4乾電池2本で公称最大400時間の駆動時間を謳う無線マウス。新開発の省電力光学センサー「TrueMove Air」の搭載と、「Quantum 2.0 Wireless」システムの採用によって、長時間のワイヤレス駆動が可能になったという。TrueMove AirとQuantum 2.0 Wirelessは、いずれもRival 3 Wirelessで初めて採用された技術。

 TrueMove Airは、最大18,000CPI(DPI)、読み取り速度400IPS、加速度40Gの性能を有する光学センサー。2.4GHzとBluetoothによる無線接続を前提に開発された。

 Quantum 2.0 Wirelessは、2つの周波数帯を用いて無線通信を行ない、接続の安定性を確保する技術。何らかの影響で片方のチャンネルが干渉を受けても、もう片方のチャンネルで通信を続けることでパケット損失を抑える仕組み。

 センサーは光学式でCPIは100~18,000の範囲から100刻みで設定可能。ポーリングレートは最大1,000Hz。ハードウェア加速は非搭載。接続方式はUSBレシーバを用いた2.4GHzワイヤレス通信もしくはBluetooth 5.0。

 バッテリの最大駆動時間は最大400時間だが、このバッテリ駆動時間を達成するには、設定アプリ「SteelSeries Engine」で「High-efficiency mode」(高効率モード、ポーリングレート125Hz駆動)への設定を行なうほか、デフォルトで有効化されているライティング機能を無効化する必要がある。

 本体サイズは67×120.6×37.9mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約106g(電池2本使用時)、約95g(電池1本使用時)。

他社製マウスとの電池寿命比較
Rival 3 Wireless長時間稼働を紹介する動画