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ASUS、せり上がるセカンドディスプレイ搭載のゲーミングノート

ROG Zephyrus Duo 15 GX550

 ASUSは、キーボード奥に液晶を開くと自動的にせり上がるセカンドディスプレイを搭載したゲーミングノート「ROG Zephyrus Duo 15 GX550」を発表した。8月7日発売で、税別価格は636,182円。

 3,840×2,160ドット(4K)表示対応の15.6型メインディスプレイに加え、キーボード奥に3,840×1,100ドット表示/タッチ対応のセカンドディスプレイ「ROG ScreenPad Plus」を搭載するのが特徴。

 このセカンドディスプレイは、ゲームのショートカットやステータスを表示したり、ゲーム配信時のプレビュー表示や視聴者のコメントを確認したり、コンテンツ制作ソフトのパレットやタイムラインを置いたり、日常的なマルチタスクに活用したりすることができる。

 このセカンドディスプレイは特殊ヒンジ機構により、メインディスプレイを開くと自動的に13度せり上がる仕組みとなっており、ディスプレイの見やすさを向上させるとともに、ディスプレイ底部のファンの吸気部を28.5mm引き上げ、冷却性能を向上させる仕組み。

自動的にせり上がって見やすくなるセカンドディスプレイ。冷却性向上にも一役買う

 同社はこれを「Active Aerodynamic System Plus(AAS+)」と呼んでおり、従来のZephyrusに採用されていたAASからさらにエアフローを向上させたとしている。

 また、5本のヒートパイプ、ホコリを自動で排出するアンチダストトンネルつきファン、83枚のファンブレードを備えた12V駆動のファン、252枚のフィンからなるヒートシンクで、冷却性を高めた。CPU/ヒートシンク間のTIMにはThermal Grizzly製液体金属を採用し、最大14℃の温度低下を実現した。

AAS+により冷却性を向上。ファンやヒートシンクにも工夫

 統合ユーティリティ「Armoury Crate」を備え、冷却プロファイルをSilent(35dB)、Performance(43dB)、Turbo(46dB)の3つに切り替えられる。

 おもな仕様は、CPUにCore i9-10980HK(2.4GHz)、メモリ32GB、GPUにGeForce RTX 2080 SUPER Max-Q(8GB)、ストレージに2TB SSD(1TB×2 RAID 0)、液晶に4K対応15.6型非光沢+3,840×1,100ドット表示/タッチ対応14型非光沢、OSにWindows 10 Homeなどを搭載する。

 インターフェイスは、Thunderbolt 3、USB 3.1、USB 3.0×2、HDMI出力、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、音声入出力などを備える。Webカメラは非搭載。

 バッテリは4セルリチウムポリマーで、駆動時間は約4.8時間。本体サイズは360×268×20.9~23mm(幅×奥行き×t傘)、重量は約2.5kg。