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令和2年7月豪雨被害における各PCメーカーの修理対応まとめ

 この記事では、7月3日から福岡や熊本、大分を始めとした九州地方および長野県や岐阜県で発生していた記録的な豪雨被害によって、PCが被害を受けた場合の各メーカーの7月13日時点の対応をまとめる。対象地域は、内閣府が公示している災害救助法の適用地域(参照資料)である6県51市町村。

ドスパラ

 ドスパラを運営する株式会社サードウェーブでは、保証期間内外にかかわらず同社で販売したPCが豪雨による被害を受けている場合、診断料や技術料を無償とし、部品代や送料のみを請求する特別措置を行なう。なお、見積もり後の修理キャンセルも可能。

 サービスの申し込み期間は10月31日までで、同社サポートセンターで申し込みを受け付ける。

ツクモ

 ツクモブランドを運営する株式会社Project Whiteでは、同社の販売するeXcomputerおよびG-GEARブランドのPCが豪雨による被害を受けている場合、診断料や技術料を無償とし、部品代や送料のみを請求する特別措置を行なう。レシートなどの購入証明が無い場合でも、注文の確認が取れた場合は本措置の対象となる。

 サービスの申し込み期間は9月30日までで、eXcomputerサポートセンターで申し込みを受ける。なお、補修用部品の保有期間が終了した機種については修理できない場合がある。

NEC

 NECは、同社の販売するLAVIEブランドのPCや周辺機器、タブレットなどが豪雨による被害を受けている場合、保証期間内外にかかわらず部品代や送料のみを請求する特別価格で修理する。

 サービスの申し込み期間は12月31日までで、121コンタクトセンターで申し込みを受ける。なお、補修用部品の保有期間が終了した機種については修理できない場合がある。

パナソニック

 パナソニックは、同社の販売するノートPC「レッツノート」シリーズが豪雨による被害を受けている場合、保証期間内外にかかわらず、修理可能な状態の商品を特別価格で修理する。

 サービスの申し込み期間は10月31日まで。個人向け、法人向け、直販モデルによって修理受付先が異なり、個人向けモデル(品番末尾R)が修理ご相談窓口、法人向けモデルが修理受付デスク、直販モデルは専用ダイヤルとなる。

VAIO

 VAIOは、同社製のPCが豪雨による被害を受けている場合、部品代のみで修理を行なう。

 サービスの申し込み期間は12月31日までで、サポートセンターで申し込みを受ける。なお、ソニー製のVAIOについては対象にならない。

FRONTIER

 FRONTIERは、同社製のPCが豪雨による被害を受けている場合、部品代のみで修理を行なう。

 サービスの申し込み期間は9月30日までで、サポートセンターで申し込みを受ける。

ASUS

 ASUS JAPAN株式会社は、同社のデスクトップPC、ノートPC、液晶一体型PCなどが豪雨の被害を受けている場合、無償修理対応を実施する。なお、修理用部品の在庫状況によって修理できない場合もある。

 サービスの申し込み期間は12月31日までで、サポートセンターで申し込みを受ける。