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Google、AIや検索機能と連動したキュレーションサービス

 米Googleは、ユーザーによる情報のキュレーションや共有をサポートするサービス「Keen」を公開した。現時点ではWeb版およびAndroid向けアプリで提供されている。

 Keenは、同社の実験的プロジェクト向けワークショップ「Area 120」内で立ち上げられたサービス。人間中心に設計されたマシンラーニングシステムの専門チーム「People and AI Research(PAIR)」と緊密に連携を図り、開発が進められているという。

 「自宅で美味しいパンを焼く」や「バードウォッチングに取り組む」など知りたいトピックを指定すると、それに関する項目(keen)が作成され、Webサイトや動画などのコンテンツをキュレーションしてくれる。ユーザーは、このなかから興味があるものを保存したり、自身で見つけてきたコンテンツを追加できる。

 これらに関連する有益なコンテンツは、Google検索や最新のマシンラーニングを利用してKeenが継続的に新たな情報を探しており、使えば使うほどKeenのキュレーション精度が向上していくという。

 作成した項目は公開/非公開の選択ができ、他人とシェアも可能。ほかのユーザーが作成したものをフォローすることもできる。自身やフォロー中の項目にコンテンツが追加されたさいに通知する機能も用意されている。