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Windows 7に最新の「Edge」がWindows Update経由で配信

 Microsoftは6月18日(現地時間)、サポートが終了したWindows 7 SP1に対し、最新のChromiumベースのWebブラウザ「Edge」を配信した(KB4567409)。

 周知のとおり、Windows 7は1月にサポートがすでに終了しているのだが、Edgeを利用することでWebブラウジングをセキュアに保つことができるという。ただし、デバイス自体はセキュリティリスクに晒されるため、最新プラットフォームへの移行を促している。

 EdgeはWindows Update経由で提供され、ユーザーは特別な操作を行なう必要がない。Edgeは既存のInternet Explorerを置き換えることなく、システム内に併存可能。アップデートを適用しても、タスクバーにEdgeのショートカットが追加されるのみで、既存のブラウザを変更するといった挙動もないとしている。

 なお、利用には2019年11月23日に配信されたSHA-2のアップデート(KB4474419)が必要で、Windows Update経由で提供されている。

 また、今回の配信はコンシューマ向けのWindowsに限定されており、エンタープライズ向けのWindows 7では適用されない。