富士通株式会社は、企業向けデスクトップPC「FMV-ESPRIMO」、ノートPC「FMV-LIFEBOOK」を一新し、7機種31モデルを4月14日より順次発売する。いずれのモデルもBTOに対応し、各種カスタマイズが可能。
新モデルではCPUなどの基本性能の強化を図ったほか、省電力性に注力し、2009年7月1日に発効される国際エネルギースタープログラムの新基準に準拠予定としている。
省電力スリムデスクトップ「FMV-D5180」は、消費電力を2006年モデルと比較して約50%削減し、業界最高水準となる約24Wを実現した。オプションの液晶ディスプレイ「VL-177SEL」も低消費電力パネルの採用により、従来比30%減の消費電力を実現するという。
FMV-D5180の主な仕様は一例として、CPUにSempron SI-42(2.1GHz)、メモリ1GB(最大4GB)、AMD M780Gチップセット(ビデオ機能内蔵)、80GB HDD、OSにWindows Vista Businessなどを搭載し、価格は109,200円。
拡張スロットはPCI×2。インターフェイスは、USB 2.0×6、Gigabit Ethernet、ミニD-Sub15ピン、DVI-D、音声入出力などを備える。
本体サイズは179×338×344mm(幅×奥行き×高さ、スタンド込み、縦置き時)、重量は約6.5kg。
「FMV-LIFEBOOK」シリーズでは、バッテリを80%で充電を停止することで、バッテリ寿命を約1.5倍に延ばせるという「80%充電モード」を搭載した「バッテリーユーティリティ」を全機種に標準搭載した。
FMV-A8280 |
一例として「FMV-A8280」は、CPUにCeleron 585(2.16GHz)、メモリ1GB、Intel GL40 Expressチップセット(ビデオ機能内蔵)、80GB HDD、1,366×768ドット表示対応15.6型ワイド液晶、OSにWindows Vista Home Basicなどを搭載し、価格は137,550円。
このほか、液晶一体型デスクトップ「FMV-K5280」や、13.3型/14.1型ワイドスリムモバイルノート「FMV-S8380」、12.1型ワイドモバイルノート「同R8280」なども用意される。
(2009年 4月 14日)
[Reported by 劉 尭]