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ソフトバンク、1兆3千億円超の赤字に

 ソフトバンクグループ株式会社は、2020年3月期の決算報告を行った。

 これによると、売上高は前期比1.5%増の6兆1,850億円となったものの、営業損失は1兆3,646億円、親会社所有者に帰属する純損失が9,615億円と大幅な赤字となった。それぞれ前期比で3兆4,382億円と2兆3,727億円のマイナスとなる。

 なかでもソフトバンク・ビジョン・ファンドなどの投資事業による営業損失が1兆9,313億円と非常に大きく、前期比で3兆1,879億円のマイナスを記録。投資先のUberやWeWorkの公正価値が減少したことに加え、新型コロナウイルス感染拡大によりそのほかの投資先の公正価値も下がったことが影響した。一方、ソフトバンク事業の営業利益は前期比7.4%増と好調だったとしている。