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囲碁AI「GLOBIS-AQZ」のソースコードがGitHubで公開

 グロービスは11日、囲碁AI「GLOBIS-AQZ」のプログラムをオープンソース化し、GitHub上に公開したと発表した。

 GLOBIS-AQZは2018年9月に発足した開発プロジェクトで、囲碁AI世界一と若手棋士育成を目的に活動。2019年12月に囲碁AIの国際棋戦「第11回UEC杯コンピュータ囲碁大会」で準優勝となり、世界2位となった。2020年2月には20歳未満の棋士が競う「第7回グロービス杯世界囲碁U-20」の日本代表棋士へプログラムの無償提供を行なっている。

 当初GLOBIS-AQZのオープンソース化は、5月8日開催予定だった「第7回グロービス杯世界囲碁U-20」の終了後に実施する予定だったが、同大会の開催延期にともない、前倒しでの公開となった。

 GLOBIS-AQZのプログラムが自由に利用可能になることで、世界中の囲碁棋士の棋力向上や、囲碁AI開発の発展に貢献するとしている。