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ドスパラ、プロ棋士向け囲碁AI搭載/検討用PC「GALLERIA 碁MASTER」
2019年8月26日 12:17
ドスパラは、世界ではじめて日本棋院公認の囲碁AI搭載/検討用PC「GALLERIA 碁MASTER」を受注開始した。税別価格は249,980円。
Google Deep Mindによって開発された「Alpha Go」が登場して以来、囲碁においてAIを用いた検討に関心が高まるなか、棋士が自宅のPCでAIを稼働/検討できるよう、AIプログラムの高速処理と稼働の安定性を両立し、起動直後に手軽に囲碁AIアプリを操作できることをコンセプトに開発。日本棋院所属棋士に、操作性や機能などを監修してもらい、プロユースに対応しうる製品に仕上げたという。
Windows設定代行サービスが製品に含まれているほか、プロの棋士が活用している囲碁AI「Leela Zero」の検討ソフトである「Lizzie」のサードウェブ独自日本語化版を搭載。AI処理を行なうコンポーネントとして、第9世代のCore i7-9750H、メモリ16GB、GeForce RTX 2070 Max-Qといったハイエンド仕様を揃えた。
そのほか、ストレージは512GB NVMe SSD、液晶は1,920×1,080ドット表示/144Hz対応の15.6型、OSにWindows 10 Homeなどを搭載する。本体サイズは360×245×23.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.1kg。