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Twitter、誤解の恐れがある新型コロナ関連ツイートに警告ラベルを表示

新たに表示される警告ラベル

 Twitterは11日(現地時間)、新型コロナウイルス感染症に関する一部のツイートに対して、新たに警告ラベルやメッセージを表示する機能を公開した。すでに実装されており、同日以前のツイートにも適用される。

 危険性は高くないものの、ツイートの内容が混乱や誤解を引き起こす恐れがある場合に、正しい情報を警告ラベルが表示されるようになるもの。改ざんやねつ造の可能性のあるメディアに対してはすでに警告を表示しているが、同様の形態でユーザーに注意をうながす。

ツイートの内容に対する追加情報

 ラベル内には、同社がキュレーションした信頼できる情報源へのリンクやツイートの内容に対する追加情報が表示され、ユーザーが事実確認を行ないやすくする。同社ではツイートを監視する社内システムを通じて、誤解を招く情報、議論の余地がある主張、未確認の情報の3つに分類した上で、信頼できるパートナー企業と連携して危険性のあるコンテンツを特定し、段階に応じてツイートの拡散を抑制や警告ラベルの適用を実施しているという。

 なお、ツイートが埋め込まれていたりログインしていない状態で閲覧した場合は、ラベルが表示されないことがある。