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Qualcomm、GPU性能が15%向上した「Snapdragon 768G」

Snapdragon 768G

 米Qualcomm Technologiesは10日(米国時間)、5G対応のミドルレンジ向けSoC「Snapdragon 768G」を発表した。「Snapdragon 765G」の後継モデルにあたる。

 Snapdragon 768Gは、従来モデルから変わらずCPUにKryo 475、GPUにAdreno 620を搭載しているが、CPUのプライムコアのクロックが2.4GHzから2.8GHzに引き上げられ、GPU性能も15%の向上が図られている。加えて、GPUドライバのアップデート機能が新たにサポートされた。

 そのほか、5Gマルチモード接続や最大通信速度下り3.7Gbps/上り1.6Gbpsを実現するSnapdragon X52 5Gモデム、第5世代のQualcomm AIエンジンなどは引き続き搭載する。

 同日にXiaomiが発表したスマートフォン「Redmi K30 5G Racing Edition」を皮切りに順次搭載製品が発売される見込み。