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新型コロナ影響で企業/教育機関向けにWindows 10のサポート期間延長

 米Microsoftは、Windows 10のEnterprise/Education/IoT Enterprise版に提供されているバージョン1709(Fall Creators Update)について、サポート期間を延長すると発表した。

 現在新型コロナウイルスの影響によって企業活動が困難な状況にあり、そうした顧客のフィードバックをもとに採られた措置とのことで、最終アップデートが本来の2020年4月14日から10月13日に延長される。なお、コンシューマ向けのWindows 10のバージョン1709はその先の1803も含めてすでにサービス終了済み。同バージョンは2017年10月に配布が開始された。

 バージョン1709のセキュリティアップデートは通常のWindows Update(Windows Server UpdateとMicrosoft Update Catalogを含む)で提供され、現在のアップデート管理のワークフローを変更する必要はない。そのため、Microsoft Configuration Managerは10月13日まで続けてサポートされる。各バージョンのライフサイクルはこちらで確認可能。