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Intel、NUCのファームや無線LANドライバの脆弱性を修正

 米Intelは14日(現地時間)、複数の製品に対してセキュリティアップデートを提供開始した。

 一部NUCやスティックPC製品のファームウェア(BIOS)に、不適切なバッファ制限の脆弱性「CVE-2020-0600」が存在し、ローカルアクセスにより不正に権限が昇格されてしまう。同社ではすでに対策済みのファームウェアを提供している。

 また、無線LANドライバ「Intel PROSet/Wireless WiFi」ソフトウェアにも、認証されたユーザーがローカルアクセスを通じて不正に権限昇格できてしまう脆弱性「CVE-2020-0557」が存在。対処済みドライバ「21.70」を配布した。

 このほか、「Data Migration Software」、「Driver and Support Assistant」、「Modular Server Compute Module」、「Binary Configuration Tool for Windows」の脆弱性も修正した。