ライブ配信ソフト「Streamlabs OBS」のmacOS版が公開

macOS版Streamlabs OBS

　Streamlabsは3月31日(米国時間)、ライブ配信用ソフト「Streamlabs OBS」のmacOS対応版を公開した。執筆時点ではベータ版でのリリースとなる。

　Streamlabs OBSは、オープンソースで開発が進められているライブ配信ソフト「Open Broadcaster Software(OBS)」をベースに、Streamlabsが独自の改良を施したもの。Windows向けにはすでに提供されていたが、macOS環境でも利用可能になる。

　ユーザーが使用しているMacの仕様やネットワークの速度にあわせて自動で最適な配信設定を行なう「Auto Optimizer」や、他のライブ配信ソフトからの移行を手助けする設定インポート機能などを搭載。マシンラーニングを利用したエンコーダの最適化により、画質はそのままにCPU使用率を20%以上抑えられるとしている。

　特定のソースを配信や録画映像に表示するかどうか個別に指定できる機能を備えるほか、250種類以上の配信画面用オーバーレイテーマ、チャンネルフォローや投げ銭などのイベント時に自動で表示されるアラートやウィジェット、スパム保護やミニゲーム機能をチャットに追加するCloudbotなど、Streamlabsが提供するサービスの統合も行なわれている。