ニュース

ASUS、カラバリ5色のComet Lake搭載おしゃれノートPC

VivoBook S15 S531FA

 ASUS JAPAN株式会社は、15.6型ノートPC「VivoBook S15 S531FA」を13日より発売する。価格はCore i5搭載モデルが124,800円、Core i7搭載モデルが149,800円。Office Home & Business 2019搭載モデルは差額+25,000円。

 今年(2019年)のCOMPUTEX直前に台湾で5月に発表された製品で、カラーバリエーションの豊富さや、狭額縁液晶にイルミネーション対応キーボードといったデザイン面が重視された製品。とはいえ、Comet Lakeの第10世代Core搭載、512GBのNVMe SSD+1TBのHDD、Wi-Fi 6、顔認証センサー、Harman Kardonステレオスピーカーなど、ハイエンドノートクラスのスペックを備えている。

 なお、国内ではタッチパッド部分がディスプレイになるScreenPad搭載モデルは販売されない。ScreenPadについては別のレビュー記事(ディスプレイ内蔵タッチパッド採用の「ZenBook 14」はモバイルに最適な2画面ノートPC)などを参照されたい。

 本体色は天板ごとに5色あり、ガンメタル、トランスペアレントシルバー、コバルトブルー、パンクピンク、モスグリーンを展開。さらに、ガンメタルでは天板の側面がコバルトブルー、パームレストがライトグレー、底面がガングレーになっており、ふんだんに色を使用。天板とパームレストはアルマイト処理が施されたアルミニウム合金で、色落ちせずに使い続けられる。

【表】本体色の違いと組み合わせ
天板ガンメタルトランスペアレントシルバーコバルトブルーパンクピンクモスグリーン
天板側面コバルトブルーピュアホワイトネオンレッドモスグリーンエネルギッシュオレンジ
パームレストライトグレーシルバーローズゴールドコンクリートグレー
底面ガングレーシルバーコバルトブルーローズゴールドコンクリートグレー
天板/パームレストの表面仕上げサンドブラスト
ガンメタル
トランスペアレントシルバー
コバルトブルー
パンクピンク
モスグリーン

 ディスプレイは狭額縁設計で、上部のベゼル幅が約8.3mm、左右約5.2mm、下部約8.8mmとなっており、画面占有率は約88%の広さを実現。狭額縁となったことで、前モデルのS530UAから約7%のコンパクト化に成功している。

 イルミネーション機能付きのキーボードは、人間工学にもとづき約3度の傾斜ができるエルゴリフトを採用しており、タイピングに理想的な角度をつけるほか、底面に空間を生むことで放熱性を高める効果もある。また、キーピッチは18.75mmでキーストロークは1.4mm。キー中心部には0.15mmのくぼみが設けられており、指に馴染みやすくなっている。

 カメラは顔認証によるWindows Helloをサポート。さらに、前モデルでは2枚だったレンズが4枚に増え、画質が向上しているという。オーディオブランドharman/kardonによるスピーカーや、サウンドにメリハリや効果的なサラウンドを適用するSonicMasterをサポートしているのも特徴。

 Core i7搭載モデルのおもな仕様は、CPUがCore i7-10510U(4コア/8スレッド、1.8~4.9GHz、UHD Graphics)、メモリはDDR4-2666 16GB、ストレージはSSD 512GB(PCIe 3.0 x2接続)+HDD 1TB、ディスプレイは15.6型非光沢フルHD(1,920×1,080ドット)液晶、OSはWindows 10 Homeを搭載。

 一方のCore i5搭載モデルは、Core i5-10210U(4コア/8スレッド、1.6~4.2GHz、同)、DDR4-2666 8GBを搭載するほかはCore i7搭載モデルと同じ。

 インターフェイスは共通で、USB 3.0×2(1基はType-C)、USB 2.0×2、HDMI、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax無線LAN)、Bluetooth 5.0、92万画素Webカメラ、microSDXCカードスロット、2+2Wスピーカー、アレイマイク、音声入出力端子などを装備。

 本体サイズは357.2×230.3×18.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.85kg。3セルのリチウムイオンバッテリを搭載し、駆動時間は約7.6時間。