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マウスのPCをその場で体験できる「マウスキャラバン」が東京駅で開催中。本日発表のRyzenノートも展示

東京駅で開催中の「マウスキャラバン」

 株式会社マウスコンピューターは本日(11月22日)より、JR東京駅にて「マウスキャラバン」を開催した。期間は11月28日まで。

 マウスキャラバンは、マウスコンピューターが全国各地を巡り、同社のPCを展示するとともに、ブースを訪れた人々に製品を実際に体験してもらうことで、もっとマウスコンピューターのPCを知ってもらおうというイベント。これまで、北海道、広島、名古屋、大阪を回り、今回で最後の開催地となった東京での展示がはじまった。

 場所はJR東京駅の八重洲中央口改札付近(新幹線の改札に近い側)で行なわれており、同社のスタンダードノート/デスクトップPCから、ゲームPCのG-Tune、クリエイターPCのDAIV、法人向けPCのMouseProなどが自由に操作できるかたちで展示。DAIVのPCであれば、クリエイター向けのアプリケーションを使用したデモンストレーションを見ることもできる。

平日にもかかわらず結構な人が訪れ、スタッフに質問したりしている場面が見られた

 PCの展示だけでなく、マウス製品のイメージキャラクターを務めている乃木坂46のアイドルたちがプリントされたクリアファイルやオリジナルエコバッグの無償提供、抽選による1万円または5千円の割引券提供など、現地に足を運ぶことでおトクになる試みも行なわれている。

乃木坂46がプリントされたクリアファイル
もれなくもらえるオリジナルトートバッグ
エコバッグは会場で配られている引換券を使うことで、ビックカメラ有楽町店またはヤマダ電機 Concept LABI TOKYOで入手できる。筆者もビックカメラ有楽町店の5階PC売り場に足を運んでゲットしてきた。近くにいた店員さんに引換券を渡せばもらえる

 また、本日から2020年1月31日の15時まで、パソコン下取りサービスの「下取り増額キャンペーン」が実施されており、期間中は新規でPCを購入するさいに通常1,000円引きのところ、5,000円引きに増額。引き取り送料も無料で受け付けている。

本日発表の新モバイルノートを含め多数の製品が展示

 JR東京駅が舞台となった今回のマウスキャラバンでは、本日発表されたばかりのRyzenプロセッサ搭載の14型モバイルノートPC「m-Book X400B」シリーズ(税別79,800円から)が展示されており、高性能CPU/GPUを搭載するRyzenプロセッサを実装しつつ、筐体にマグネシウム合金を使って軽量さと剛性を確保するなど、全体的な品質向上に努めたその意欲作を手に取ることができる。

本日発表されたばかりの「m-Book X400B」シリーズ(税別79,800円から)が展示されており、早速試すことができる。同機は6月に発表された「m-Book X400S/X400H」シリーズののAMD版と言える製品
左側面にはUSBのほかGigabit Ethernetコネクタが見える
右側面はUSB Type-CとType-A、HDMI
キーボード面
背面は塗装が美しい赤

 そのほかの展示PCは以下のとおりだ。

こちらはCore iシリーズを搭載する「m-Book X400S」シリーズ
15.6型ノートの「m-Book B509
17.3型の「m-Book W」シリーズ。ディスクリートGPUとしてGeForce GTX 1650を搭載
G-Tuneの17.3型ゲーミングノートPC「PCYN97G206H19G」。ヤマダ電機で販売されている
こちらもG-TuneのゲーミングノートPCで15.6型の「PCYN97G165H19G
クリエイター向けDAIVシリーズのデスクトップPC「DAIV-DGX760」シリーズ。Core i9-9900X、GeForce RTX 2070 SUPERなどを搭載
ビックカメラで買えるDAIVシリーズの14型ノート「BC-DAIVN14MX25-192
ビックカメラで販売されているスリム型デスクトップPC「ENTA-BIZ94M8S2H-193
15.6型ノート「BC-MB1585M8S5-193A
法人向けMouseProのデスクトップPC「MousePro-W995DQR5-M26
11.6型2in1「MousePro-P116B-V2
Core i7-9750HとQuadro P3200を搭載する15.6型モバイルワークステーション「MousePro-NB993Z-MHD2」。VR HDMのアプリを試すことができる
スリム型デスクトップPCの「MousePro-S201S2
こちらもスリム型のデスクトップPCLUV MACHINES Slim iHS430SN-S2

品質とスピードが顧客の満足につながると小松社長

マウスコンピューターの小松社長。左手に持っているのはm-Book X400B

 今回、短時間ながら会場にいたマウスコンピューターの小松社長に話を伺うことができた。

 小松社長は普段マウスコンピューターのPCがおもにネットに頼った注文になっていることに対し、今回の全国行脚によってお客さんに実際に幅広いラインナップを見ていただく良い機会になったという。

 マウスキャラバンでは来場者の方からも多くの意見がもらえ、普段は得られない細かな要望や、マウスコンピューターに対する現在のイメージの感触を得られたり、わざわざ遠方から見に来てくれてマウスコンピューターのPCを使ってますよといった励ましをもらえるなど、得られるものが多いとのこと。

 マウスコンピューターは、自社の製品の強みとして、国産PCをお届けする「Made in Japan」、多くのラインナップのなかからユーザーに合ったものをBTOで注文できる「Just for You」、24時間365日とにかく全力でサポートする「Full Support」の3点を標榜しており、これらの訴求も積極的に行なっている。

 その点で言えば、とくにCMの効果は大きかったと見られ、乃木坂46の起用は好評であり、あらゆる層から親しみを持って迎えられた。さらに本日から公開された歌手/俳優の郷ひろみ氏を使っての「Made in Japan」の強調は、小松社長が日頃からマウスコンピューターが日本のPCメーカーであることを強く打ち出したいという意思の現われでもある。小松社長は「Japan」という台詞がもっとも似合う俳優として郷ひろみさん以外は考えられないだろうと断言し、今回のCMにもいたく気に入っている様子だった。

郷ひろみを起用したマウスコンピューターのCM

 同社は昨年(2018年)の創立25周年において、品質とスピードを高めていく施策を掲げており、小松社長はこれらを両立させていくことで顧客満足度を高めていくことが肝要であり、マウスコンピューターのPCを選んでもらえる理由につながっていくとする。実際に修理が必要になった場合には72時間以内に対応でき、24時間365日で受け付けるサポートセンターも用意するなど周到だ。

 小松社長は、本来であればユーザーがそういったトラブルに対するサポートサービスを使わないで済むことが望ましいと言い、そのために品質などをさらに高めていく必要性があると説く。そして万が一のときのためにやはり迅速にサポートできるような体制を築くべきで、ユーザーの「いつでもどこでも」に応えられることが大切であるとした。

マウスコンピューターの強みである「Made in Japan」、「Just for You」、「Full Support」

 マウスキャラバンは11月28日まで開催中。マウスコンピューターの製品に興味を持たれた東京近くにお住まいの方は一度足を運んでみてはいかがだろうか。