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日本エイサー、RTX 2080Ti×2搭載PC“付属”の350万円ゲーミングチェアを国内発売
~ソフマップ店頭で常設展示
2019年10月11日 13:01
日本エイサー株式会社は、オールインワンゲーミングチェア「Predator Thronos」を受注生産にて国内発売を開始した。ソフマップ店頭価格は3,498,000円。
Predator Thronosは、可動式のゲーミングチェアとゲーミングPC、キーボード/マウス/ヘッドセットがセットになった“オールインワンゲーミングチェア”を謳う製品。
ソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館にて常設展示される。製品価格には配送および設置費用などが含まれており、ソフマップでの購入に際しては10%ポイントサービスで349,800円相当のポイントが得られる。現在注文すれば、年内の配送になる見込みとのことだ。
ボタン操作でリクライニングやフットレストの調整、ディスプレイ高さなどを調整可能で、同社では「圧倒的没入感でゲームの世界に入り込める」としている。
シート部はサウンドに合わせて振動する機能も備えており、振動に変換する周波数と強度を設定できる。
ディスプレイにはHDR10対応の144Hz VAパネルを採用した27型WQHD(2,560×1,440ドット)湾曲ゲーミングディスプレイ「XZ271Ubmijpphzx」が3台が付属。
さらにCore i9-9900K(8コア/3.6GHz)とGeForce RTX 2080 Ti×2(SLI)、DDR4-2666メモリ16GB×2、512GB NVMe SSD+2TB HDD、DVDドライブを搭載したハイエンドゲーミングデスクトップPC「Predator Orion 9000」、ゲーミングヘッドセット「Predator Galea 350」とゲーミングキーボード「Predator Aethon 300」、ゲーミングマウス「Predator Cestus 330」が付属する(すべて日本未発売)。
コックピット本体のサイズは1,660~1,720×1,750×420~540mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約180kg。PCは299×700×643mm(同)で、重量が約23kg。
製品体験会に登壇した株式会社ソフマップ 代表取締役社長 渡辺武志氏は、ゲーミングPC製品は顕著に売上を伸ばしており、販売に力を入れている分野であると述べ、国内唯一の展示設置ということもあり、観光スポットとしても期待しているとした。
日本エイサー株式会社 代表取締役社長 ボブ・セン氏は、ゲーミングは同社の注力分野であると述べ、Predator Thronosはゲーマーに新たな充実感や幸福感を与えるべく開発された製品であると紹介。
これまで日本の住宅事情や価格面などから国内発売を見送っていたが、ソフマップの協力で販売を実現できたと述べ、ゲーミングの盛り上がりについて、日本はグローバルとまだ差があるのが実情として、今回の製品投入でさらなる盛り上がりに期待したいと語った。
もちろん個人で購入することも可能だが、エイサーとしてはeスポーツ施設などへの導入を期待しているとのこと。購入時には冷蔵庫などの大型家電と同様に、搬入と設置が可能かどうか確認したあとに配送手続きを行なうという。