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OneDriveに多要素認証対応の秘密フォルダ機能
2019年10月2日 16:37
米マイクロソフトは9月30日(現地時間)、OneDriveのクラウド上のファイルを本人認証によって保護する「OneDrive Personal Vault」が世界中の全ユーザーが利用可能になったと発表した。
Personal Vaultは6月に発表された機能で、指紋や顔認証、SMSに送信したコードなどの厳密な本人確認方法でのみアクセス可能とするOneDrive上の領域。非アクティブ状態が続くと自動的にファイルを閉じてロックする機能なども実装した。
Windows 10搭載PCでは、ローカルドライブのBitLockerで暗号化されている領域に同期することでより機密性を高めた。iOSやAndroidなどのモバイル端末で使用するさいには、使用するデバイス自体をセキュリティーで保護することを推奨している。
モバイル版アプリでは、パスポートや運転免許証などの個人情報を撮影・スキャンし、ローカルに保存することなく直接Personal Vaultへアップロードできる機能も加えた。
この機能は、無料プラン・100GBプランの利用者は最大3ファイルまで、Office 365シリーズの登録ユーザーはファイル数の制限はなく容量制限まで利用可能。
そのほか、PCフォルダのバックアップを自動で行なう機能や追加のストレージプラン、iOS版アプリでのダークモードのサポートもあわせて発表された。